みずほ銀行で34歳の支店長が誕生したニュースは「異例の人事だ」と新聞や雑誌、SNSなどで話題を呼んでいる。話題の理由はもちろんその「年齢」である。そこで支店長誕生のニュースとは別視点から、今活躍している人物、特に今年34歳を迎える社長とその企業を紹介してみる。

みずほ銀,社長,起業家
(写真=Eugene Partyzan/Shutterstock.com)

村田雅行氏(キラメックス) オンラインスクール経営

村田氏はプログラミングのオンラインスクール「TechAcademy」を提供しているキラメックスを2009年2月に設立し、社長に就任している。それまでは楽天でシステム構築や運用、SI事業に従事していた。

同サービスではRubyやPHPといったプログラミング言語を学べるだけでなく、WEBデザインやディレクションといった分野まで学ぶことができる。時間がないがスキルアップ、キャリアチェンジなどを狙いたいビジネスパーソンにもおすすめできそうだ。なお、同社の2016年2月にユナイテッドの傘下に入っている。

山内隆裕氏(CyberZ) CA出身、e-Sportsの配信など

山内氏は2009年にスマホ向け広告代理事業やメディア事業を手掛けるCyberZの代表取締役に就任している。もともとはサイバーエージェント出身で、現在では同社の取締役にも就任している。そのほかCAリワードでも取締役を務めている実業家だ。

山内氏が社長を務めているCyberZでは現在、「e-Sports事業」やそれを生配信できる「OPENREC.tv」に力を入れている。あまり耳慣れない言葉だが、簡単に説明するとプロが活躍しているゲーム大会・競技という認識でいいだろう。国内ではまだ注目度は低いが、世界では注目されているコンテンツだ。

横山佳幸氏(Nagisa) 元KDDI、マンガアプリなど提供

横山氏は大学卒業後、KDDIなどを経て、2010年にメディア事業などを主行うNagisaを設立している。Nagisaではマンガ、エンタメ、インキュベーションの3つの事業を基盤に経営しており、スマホ向けコンテンツ・アプリを多数提供している。

代表的なアプリには毎日1,000作品以上を読める「MANGA ZERO」があり、これは国内でも最大規模のマンガサービスだ。ダウンロードしておけば、いつでもコミックを読めるのがうれしいし、なにより人気ランキングに検索機能もあるのが便利だ。電子コミック市場は昨今活気づいているので今後にも期待できるだろう。

山野智久氏(アソビュー) 元リクルート、予約プラットフォーム運営

山野氏は大学卒業後に、リクルートにて営業や新規事業立ち上げをしており、2011年にアソビューの前身であるカタリズムを創業、代表取締役に就任している。アソビューは社名であるとともに、同社のサービス名「asoview!」でもある。

「asoview!」はレジャーや職人体験、アクティビティなどといった遊びを予約できるプラットフォームである。2012年にβ版をリリースして以来、同社の主力サービスとして提供され、今では386ジャンル、15,000件以上の掲載数に至っている。子供の夏休みにどこへ連れて行こうかと迷ったら、のぞいてみてはどうだろうか。

佐俣奈緒子氏(コイニー) 元PayPal、決済サービスを展開

佐俣氏は2012年に決済サービスの「Coiny」の提供を始めたコイニーの代表取締役社長であり、女性起業家である。自身は米ペイパルの日本法人立ち上げに参画しており、日本国内でPayPalの導入を推進した経験を持つ。

コイニーでは店舗・対面カード決済、オンライン決済の2種類の決済システムを提供している。前者であればタブレット等と専用端末だけで実店舗にクレジットカード決済を導入できるすぐれものだ。また後者はオンライン決済ページを作成でき、購入者がそのページで決済すればいいだけのシステムとなっている。リアルにしろ、オンラインにしろ、とにかく導入が簡単な点に魅力がある。

1983年生まれの社長とその企業を見てきたが、多くがインターネットやWEBを活用しているサービスである。もちろんこれ以外でもビジネスチャンスはあるだろうが、ネットビジネスの行方は見逃せないと言えるだろう。(吉田昌弘、フリーライター)

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