目標の金額を貯金するには毎日の家計簿がおすすめ!
ココがポイント!
・貯金・資産形成のためには、まず家計の管理が必要。
・スマホのアプリ、パソコンでの家計簿ソフト、手書きの家計簿がある。
・支出の種類を把握して無駄を省く。
計画性のある資産形成を行うために、おおよそでも家計簿をつけることをおすすめします。家計簿をつけることによって、必要な支出と、抑えるべき支出をきちんと把握することができます。家計を把握することが、計画的な貯金のための第一歩といえるでしょう。
家計簿のつけ方には、これが正しいというものはありません。自分に合ったものを使いましょう。今は、スマホのアプリや、家計簿ソフトなど管理しやすいものが増えてきています。まずは毎日続けることを習慣づけていきましょう。
目的によって家計簿のつけ方は変わる
忙しいけどとりあえず管理したい人
ざっくり家計簿
支出を固定費・必要経費・浪費・投資・特別費の5つに分け、大まかに管理する方法。
てっとり早く家計を改善したい人
用途別家計簿
支出を消費・浪費・投資の3つに分けて管理します。作業の際、振り返りと反省をするので、改善点が浮き彫りに。
家計をしっかり見つめたい人
管理家計簿
時間に余裕があり、几帳面な人は費目別に細かく収支管理を。途中で面倒くさくならないよう意志を持って続けよう。
役立つミニ情報
レシートをそのまま貼り付ける家計簿
もらったレシートをただ貼り付けるだけの家計簿のつけ方がある。週に一度、合計金額を算出し、把握する。書く物が少なく、日々発生するお金の流れを把握できるのがメリット。
家計簿タイプ別のメリット・デメリット
ざっくり家計簿をつけてみよう
毎日でなくても、週に1回、または月末のみ1回など、自分のペースで家計簿をつけてみよう。3か月続けて、達成度を確認しよう。
知っ得!情報
袋分け家計簿を利用する
給料が入ったら、項目別に予算を決めた袋に入れて管理する、もしくは1週間ごとに使う金額を決めて袋に分け、予算内でやりくりする「袋分け家計簿」という方法もある。
(※本記事は『必ず知っておきたいお金の貯め方・使い方オールカラー』(2016年10月20日発行/岡崎充輝監修/西東社)より抜粋して制作しています)