サードパテーティーにAPIを解放し、水平分離モデルを目指す
新しい広告ネットワークをサードパーティーに解放したことからも分かるように、フェイスブックはサードパーティーを巻き込んだ水平分離モデルのプラットフォームを目指しています。フェイスブックは、APIと呼ばれるフェイスブックの機能を簡単に使えるプログラムをサードパーティー向けに提供しています。色々なサイトに「いいね」ボタンが設置されていますが、それもフェイスブックがサードパーティーに提供するAPIのひとつです。先日のカンファレンスでも、さらにサードパーティー側のメリットを考慮したAPIをいくつか発表しています。その発表の中でも水辺分離型のプラットフォームを目指す姿勢が顕著に出ているのが「APIの大幅な変更を行う場合には2年前に発表を行う」としている点です。外部のサードパーティーを巻き込む以上、提供する機能の期間的な保証が必須なのです。
まとめ
さて、広告収益の増加に伴い好調な決算が続くフェイスブックですが、外部のサードパーティーを巻き込むことにより、広告の面は増えて行くためさらに収益の拡大が予想されます。本サービスの利用者数についても次の50億人という目標を掲げており、今後の新興国における利用者数の増加を注視したいところです。
【参考文献】
フェイスブック、予想を上回る増収増益 モバイル広告が売上高の約6割に
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