第二新卒の「転職理由」について聞いたところ、「給料が低い」「仕事量が多い」を上回る結果となったのが「人間関係・社風が合わない」「ワークライフバランスが悪い」だった。
学情が運営する20代・第二新卒の転職サイト「Re就活」が実施した「就職・転職活動に関するアンケート」による。調査対象はサイトの登録会員で有効回答数は500件。サンプルは少なめだが参考までに紹介しよう。
現在の就業状況は「在職中」が33.8%、「離職中」が66.2%。就業経験年数は「3年未満」が72.1%、「3年以上」が27.9%とキャリアが浅めの人が多い。就業経験社数は「1社」が70.3%、次いで「2社」17.0%、「3社」5.6%などとなっており、初めて転職する人が約7割を占めている。
「人間関係・社風が合わない」が4割超
転職理由(3つまで選択可)をたずねたところ、4割以上の人が「人間関係・社風が合わない」を選択した。回答の多い順に5位まで紹介しよう。
転職理由
1位 「人間関係・社風が合わない」42.1%
2位 「ワークライフバランスが悪い」36.5%
3位 「そもそもやりたい仕事ではなかった」33.4%
4位 「給料が低い」31.9%
5位 「仕事量が多い」23.2%
「給与」や「仕事量」に関する理由よりも、「職場環境」や「仕事内容」を重視する人が増えているようだ。同社では「やりたい仕事をめざすキャリアチェンジ希望者が増加傾向」と分析している。