今朝は再び冷たい雨が降っています。株式市場は依然として堅調な展開が続きついにバブル期並みの連騰となりました。米国市場も「とっかえひっかえ」ヒーローが表れて指数を押し上げている感じで、世界的な株高となっています。昨年11月~12月ほどの「債券売り、株式買い」という流れでもないのですが、少し調整感が出るとすぐに買い戻しが入り、指数を押し上げています。引き続き堅調な展開も期待されますが、上がり続ける相場もないのですから、どこで止まるかということを考えておく必要もありそうです。

さらに上値を買い上がるような雰囲気になっています。さすがにここからは「買えない」という感じもあるので、ここからは利益確定を優先するということで良いのだと思います。出遅れ銘柄などが物色され、指数を押し上げるということになれば値持ちの良いものが買われるということもあるのでしょうが、目先的な過熱感もあり、「いつか下がる」と思っている向きが多いだけに下げ始めると一気に調整ということもありそうです。

米国株が堅調、為替も円安ということで本日の日本市場も堅調な展開が期待できそうです。ただ、さすがに12連騰の後というだけに目先的な過熱感も強く、上値も限定的となりそうです。ここのところ為替への反応も鈍くなっており、円安に素直に反応するかどうかというところです。これまで見られた指数を押し上げるような買いも一巡となった感もあり、再開して指数を押し上げることになるのかどうかというところです。米国株高と言ってもダウ平均が1銘柄の上昇で押し上げられたという面もあり、上値の重さを気にすることになれば、週末を前に手仕舞い売りに押されるということもあるのかもしれません。

12連騰となりました。異様に強い相場が続いているということですが、さすがに買い余力も少なくなった感じでもあり、明らかに指数を押し上げるような買いは見られません。21,500円水準を意識して上値が重くなれば手仕舞い売りに押されるのではないかと思います。いったん手仕舞い売りに押され始めると一気に21,000円水準までは調整となりそうです。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

12連騰となりました。一昨年5月から6月初めの12連騰以来となり、日経平均だけを見ると「バブル」そのものという感じです。本日も堅調となると、1988年2月以来、明日も高いとついに連騰記録のタイ記録となります。ここまで上昇するほど高揚感はなく、景気の回復や企業業績の回復も見えない雰囲気ですが、指数を押し上げる動きが続くかどうかということにかかっています。

それでも以前よりも先物や日経平均連動型のETF(上場投資信託)など指数を押し上げる要因も大きいのですが、あのバブル期でさえ、先物が出てきてからは連騰記録を作っていないということを考えると、、ETF要因ということも大きいのでしょう。日経平均採用銘柄に偏りがあることも、指数を押し上げる要因となっているのでしょうし、大きく振らされやすい状況にあるということでしょう。一昨年の連騰後2月経ってからの急落も良そう以上に大きく、上昇にしろ下落しにしろ、振れ幅が大きくなる要因が多いということなのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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