経済情報会社・砺石の発行する「砺石商業評論」が、中国企業時価総額100強(10月版)を発表した。これは国内で唯一の時価総額ランキングである。ニュースサイト「今日頭条」が解説記事を載せている。トピックとトップ10を見ていこう。

4つのトピック

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(写真=chillchill_lanla/Shutterstock.com)

100強の内訳は、大陸企業79社、中国香港11社、中国台湾8社、中国澳門2社であった。以下トピックを挙げる。

アリババの時価総額が4530億1000万ドルまで上昇

一時的にアマゾンを抜いた。また騰訊(テンセント)も4254億ドルまで上昇し、工商銀行も3360億4000万ドルまで上昇した。

初めて100強入りしたのは以下の3社

90位 融創中国 (不動産=高級住宅、別荘、商業、オフィス) 209億3000万ドル
93位 複星国際 (不動産、医薬品、鉄鋼、鉱業など) 206億ドル
96位 海天味業 (食品、調味料) 202億5000万ドル

白酒業が急成長

トップメーカー貴州茅台は20%以上も時価総額を上げた。

12位 貴州茅台(酒造)1090億1000万ドル

双11(11月11日独身の日)を前にした、昨年のネット通販シェアトップ3の時価総額には大きな開き

双11以後、3強のランキングがどうなるか注目される。蘇寧雲商は100強入りが見込まれる100位(台塑=台湾プラスチック 195億5000万ドル)とはわずかな差だ。

1位 アリババ 4530億1000万ドル
23位 京東 558億7000万ドル
102位 蘇寧雲商 193億ドル

トップ10には国有四大銀行など