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学資保険のメリットとデメリット

学資保険を検討するためにはまずはメリットとデメリットをしっかりと把握するようにしましょう。それでは学資保険にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

学資保険のメリットは貯金とは別に子どもの将来用の積立を行うことができるという点です。

「貯金すればいい」という声も世間にはありますが、日々代謝を繰り返すお金の流れの中に安定的な学費に対する備えをキープし続けるのはよほどのお金の知識がなかぎりコントロールが難しくなるでしょう。

しかし学資保険であればお金のコントロールが難しいときでも安心、確実に子ども用の積立を行うことができます。また、万が一保険適用対象外の病気になったときも保障の対象になる場合がありますし、入院手術を伴うものであれば逆にプラスになる場合がほとんどでしょう。

逆に学資保険のデメリットは、「収益性に弱い」というところにあります。

積立の機能がついているとはいえ、保険商品は基本的に将来に対するリスクに備えるものですからあくまで積立金はサブと考えるべきです。そのような観点から捉えるとその他の金融商品とは収益性が低く、医療保障の部分は掛け捨てとなる点はデメリットと言えるでしょう。


理由①:子どもが病気になると親の仕事に影響

お子様がまだ小さいうちに入院・手術を伴う病気をしたときは親が仕事を数日休まなければいけなかったりするため収入が減ってしまう可能性があります。子どもの医療費は自治体によって異なりますが「子ども医療費助成」などによって一定の年齢まで無料で医療を受けられるところが多く存在します。

しかし子どもが入院や手術を必要とするような病気に万が一なってしまった場合、多くの親は仕事を休まなければならないでしょう。大人と違い医療費がかさむわけではありませんが親の休業は家庭の経済的な面に大きなダメージを与えます。

そのような時に学資保険に入っておくと医療保障で受け取ることができる保険金を休業分の収入にあてることができます。もちろん積立金への影響もありませんからある一定の年齢になった上で所定の返戻金を受け取ることもできます。このように"親の休業"という観点からも学資保険は必要であると考えることができます。