株式投資を始めたなら、投資情報はこまめにチェックしておきたいもの。けれどもテレビを観る暇がなかなかない……今回はそんな人のために無料でダウンロードでき、いつでも投資情報を確認できるアプリ8選を紹介しよう。

Yahoo!ファイナンスアプリ――老舗投資情報サイトのアプリ版

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(画像=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

Yahoo!は、株価や指標を調べたり、株式投資に役立つ情報を掲載している金融ポータルサイト「Yahoo!ファイナンス」を運営している。同サイトを携帯で手軽にチェックできるアプリが「Yahoo!ファイナンスアプリ」だ。

「Yahoo!ファイナンスアプリ」は経済ニュース提供会社から発信される速報や最新投資情報をリアルタイムで入手できるのが特徴。情報ソースとしての信頼性が高いだけでなく、国内株式や投資信託など、さまざまな保有銘柄をポートフォリオとして登録できるので、資産管理にも利用できる。

さらに「Yahoo!ファイナンスアプリ」は、主要ネット証券会社(カブドットコム証券・SBI証券・マネックス証券・楽天証券)のアプリと連携している。アプリで銘柄情報を確認したら、直接証券会社の取引アプリを起動して取り引きできる便利な機能も搭載している。

iSPEED ――Web版並みの豊富な投資情報が入手できる

楽天証券のトレーディングツール「マーケットスピード」は、圧倒的な情報量と高機能性でユーザーから高い評価を得ている。このツールに匹敵する潤沢な情報量と機能を備えているのがモバイル専用アプリ「iSPEED」だ。モバイルアプリとしてのスピード性と機動性を追求し、自分に必要な投資情報だけを配置できるオリジナル画面の設定が魅力。さらに、株アラート機能で売買チャンスを逃さないので無駄のない効率的な取り引きが可能となる。

iPhone/Android用だけでなく、iPad専用アプリも用意されており、楽天証券ユーザーのニーズに合わせたツールを使用できる。「iSPEED」のトレーディング機能はシンプル。3タップで注文可能なため、日々多忙なビジネスパーソンにとって強い味方になる。

SBI証券 株アプリ――知りたい情報をタイムリーに入手できる

「SBI証券 株アプリ」は、豊富な情報量はもちろん、プッシュ通知機能が搭載されているため、約定通知と企業情報通知をタイムリーに受け取ることが可能。さらに得た情報をそのまま発注につなげることができるのも特徴だ。

銘柄選択の判断基準となるランキング情報が拡充。銘柄の株価変動や動き、ストップ高/ストップ安・年初来高値/年初来安値、特別気配銘柄などの情報と併せて、投資判断の参考となるデータをリアルタムに得ることが可能だ。

さらに、Web版では定番となっているSBI証券独自の「テーマキラー!(テーマ投資)」取り引きが、「SBI証券 株アプリ」で利用可能な点も魅力の1つだ。

会社四季報ONLINE――企業情報の有名誌「会社四季報」のアプリ版

アプリ版「会社四季報ONLINE」は、企業情報配信の速さと豊富さが秀逸だ。「四季報先取り超サプライズ銘柄!」や「厳選注目株」をはじめとした人気記事が読めるだけでなく、編集部がセレクトしたランキングなど、銘柄選びに役立つ情報がスマートフォンで簡単に入手できる。

さらに「会社四季報」最新号の誌面も読み放題な上、当日の株価や、投資指標・最新の四季報業績予想など、アプリならではの情報価値が高いコンテンツを網羅している。Web版「会社四季報オンライン」と連携している点も利用しやすさを向上させている。ただし、一部サービスは有料となっているので注意が必要だ。

株touch――初心者でも分かりやすく、チャートが見やすい

投資初心者でも扱いやすいパソコン用トレーディングツールと見やすい操作画面が特徴の松井証券のウェブサイト。同社のスマートフォン専用アプリが「株touch」だ。

投資初心者に分かりやすい投資情報だけでなく、中上級者でも満足できる充実した投資情報が入手できる。特徴的なのはアプリ操作のスピード感。自動更新最短0秒を誇る「株価ボード/先物ボード/オプションボード」、通常の手入力発注方式に加えて気配画面から1タップで注文できる「スピード注文」など、スピーディーな取り引きが実現できる。

株式投資を始めたばかりの多忙なビジネスパーソンにとっては選択肢に入れておきたいアプリだ。

MSNマネー・株式相場&ニュース――海外のニュースや株式ニュースが豊富

マイクロソフトの経済専門サイト「MSNマネー」では、世界の株価や為替レート、マーケット・金融・ビジネスなど経済に関わる最新ニュースを提供している。

同社が運営するアプリが「MSNマネー・株式相場&ニュース」。信頼性の高いファイナンスニュースとデータを豊富に入手でき、気軽に経済に関する見識を深めることができる。

資産運用ツールも装備されているため、手持ち資産を活かした資産運用にも大いに活用できる。Web版とアプリ版は自動的に同期するため、関心のある銘柄やコンテンツにすぐにアクセスできるのも利点だ。

野村株アプリ――老舗証券会社のネット取引専用アプリ

野村證券のオンラインサービスである「野村ネット&コール」のユーザー専用スマートフォンアプリが「野村株アプリ」だ。ダウンロードすると、国内外29もの主要株価指数、12ペアの主要為替通貨、情報提供会社から配信される各種ニュース、株価チャートなど幅広い情報をいつでも入手できる。

さらに、銘柄が登録価格に達するとプッシュ通知が入る株価アラート機能も搭載されている。いつも画面を気にしている必要がないため、忙しい人にはありがたい機能だ。タップだけで簡単に取り引きできる現物株式/信用取引機能も搭載されているため、時間がない人でもスマートフォンから簡単に取り引き可能だ。

Livestar S2――操作が簡単、格安手数料で取り引きできる

ネット証券の手数料ランキングで5年連続第1位を誇るライブスター証券。格安な手数料はそのままに、アプリ版の「Livestar S2」では、操作しやすく見やすい画面で銘柄発掘から取り引きまでをスマートフォン1台で完結できる。

メイン画面はカスタマイズ可能で、頻繁に使用する画面や機能をオリジナルでレイアウトできる。パソコン用ダウンロード版「Livestar R2」の取引ツールとお気に入り銘柄を連動できるため、家でも外でも継続的に取り引きできるのも特徴の1つだ。

文・近藤真理(フリーライター)/MONEY TIMES

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