投資信託は、元本割れのリスクもあり、「リスクを考えると、投資はちょっと怖いな……」と感じる方も多いでしょう。しかし、楽天証券を利用すれば、現金投資なしでポイントを使った投資信託ができるのです。楽天ポイントを使った、ポイント投資と楽天証券についてご紹介します。

楽天証券は楽天ポイントが貯まる・使える証券会社

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(画像=PIXTA)

1999年に、日本で初めてオンライン専業の証券会社としてサービスを開始した楽天証券。それまで投資をしたことがない初心者向けのサービスに力を入れており、2018年には口座数が300万件を超えました。最近では、新規口座を開設した方のうち、女性が約4割を占めています。皆さんの周りにも、「楽天証券で投資信託デビューした!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな初心者の方にとって、楽天証券に口座を開くきっかけの一つとなっているのが、2017年8月にスタートした投資信託のポイント買い付けサービスです。

これは、楽天グループ共通で付与される楽天ポイントを使って、投資信託の購入ができるという画期的なサービス。楽天ポイントだけを利用し、投資にチャレンジできることが大きな魅力です。

「投資信託が買えるほど、楽天ポイントは貯まってないよ……」という方でも、楽天カードクレジット決済での投信積み立てサービスを利用すれば、毎月100円から投資信託の積み立てができます。100ポイントあれば、ポイントのみでの投資信託購入も可能になります。さらに、決済額100円につき1ポイントが通常ポイントとして付与されるので、お得にスタートできますよ。

楽天ポイントはNISA・つみたてNISA両方で使える

通常、株式・投資信託などの配当・譲渡益には20%程度の税金がかかります。個人投資家のための税制優遇制度であるNISA口座、もしくは、つみたてNISA口座を利用することで、この税金を一定の範囲内で0にすることが可能です。楽天ポイントは、これらの非課税口座を利用する場合でも使うことができます。

NISA、つみたてNISA口座は楽天証券で口座開設可能

非課税投資枠付きの口座は、日本国内に住んでいる20歳以上の方なら、一人につき一つ、口座の申し込み・開設ができます。それぞれの非課税投資可能金額は、NISAは年間120万円×5年間、つみたてNISAは年間40万円×20年間です。投資したい金融商品と投資したい金額を検討して、どちらか一つを選んで口座開設をしましょう。

ほかの証券会社のNISA口座は金融機関を変更可能

すでにほかの証券会社でNISA口座を開設済みの方は、楽天証券に変更できます。

変更したい年分の前年の10月1日から、変更したい年分の属する年の9月30日までに変更の手続きを完了すれば金融機関を変更できます。ただし、変更したい年の1月1日以降、変更前の金融機関のNISA口座で買い付けがあった場合は、その年の分については変更できないので注意が必要です。

ポイント投資は現金と併用して大きく投資もOK

楽天証券は、2,000本以上の投資信託を扱っています。低リスクでチャレンジしたい方向けの、手数料0円(ノーロード)の商品も1,000本以上。「せっかくなら少ししかないポイントだけでなく、現金も併用して大きく投資をスタートさせよう!」という方にも多くの選択肢があります。

楽天PointClubのポイント運用とは別サービスなので注意

少し注意しなくてはならないのが、「楽天証券のポイント投資」と、「楽天PointClubのポイント運用」は別のサービスということ。

同じ楽天グループのサービスであり、使うポイントも同じ楽天ポイントですが、楽天PointCiubのポイント運用は、投資信託の疑似体験をしながら、楽天ポイントを投資するものです。実際に投資信託を購入することはありません。そのため、口座開設も手数料も不要です。「本物の投資信託をする前に、もう少し気軽に投資の雰囲気に慣れたい!」という方は、こちらも併せて検討してみてはいかがでしょうか。

文・沼田絵美/fuelle

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