「今年こそ節約してお金を貯めよう!」とお正月に心に決めたのも束の間、会社の同僚や友人との新年会などで交際費がかさんでしまい、今年もお金を節約して貯めるのを諦めたという人もいるはずだ。そこで、毎月簡単にできる節約術をお伝えする。まずは毎月1万円ゆるく「節約してお金を貯める」クセを身につけよう。

本当にお金を貯めるのが苦手だった私のクセ!直せばゆるゆる節約に!

節約
(画像=iyomemo)

お金がなかなか貯まらない人は、貯まらない人なりのクセを持っているものだ。下記はお金が貯まらなかった私の例だが、同じようなクセを持っている人は要注意だ。

●レジ横の商品についつい手を伸ばしてしまう

スーパーやコンビニで買い物をする時、レジ横のお菓子についつい手を伸ばしがちになる。「ミニサイズだから買ってもお財布的にもカロリー的にも罪悪感がない」と思ってしまう。当然ながら小さな金額でも積み重なると1,000円、2,000円を超える。積もり積もって大きな負担になることは明らか。

●本当にオトクかを考える前に割引に飛びつく

バーゲンセールでの割引、ECサイトのアプリダウンロードでの○○円サービスというものをオトクだと感じてしまうのも私のクセだ。最初の1回はオトクかもしれないが、企業サイドからすれば、リピートしてもらうための初期投資に過ぎない。本当に必要なのかをよく考えずに、「オトク感」だけで購入してしまう。日用品は使いようがあるが、流行の洋服は翌年には着なくなることもあり、バーゲンで購入しても数えるくらいしか着ないなら損だと感じた。

●準備不足で買わざるを得なくなる

外出時、うっかり筆記用具やハンカチ、ティッシュ、折り畳み傘を持ち歩かず、ついコンビニやディスカウントストアで購入してしまいがち。1回数百円のことだが、回数を重ねると結構大きなお金になる。

●ポイント大好き!なのに有効期限に気づかない

ポイントアップデーを狙って買い物したり、ポイント還元率が良いお店でポイントを貯める努力をしていた。しかし、せっかくポイントを貯めても有効期限内に使い切らなかったため、ポイントが失効してしまい、結局損をしてしまった。

月々1万円貯められるゆるーい節約術

もしも上記に1つでも当てはまったら、お金が貯まらないクセを持っているかもしれない。お金の管理が全く出来なかった私でもお金を貯められるようになった節約術を紹介したい。ポイントは「ゆるく」節約すること。せっかく節約しても疲れてしまい続かなかったら意味がないからだ。

●クレジットカード、スマホ決済サービスは1、2つにまとめてしまおう

クレジットカードや○○Payなどのスマホ決済サービスを複数利用していたものを1、2つにまとめてしまう。こうすることで支払い履歴がチェックしやすく、自分のお金の使い方を見直すチャンスにもなる。さらに、ポイントがつくものを1,2つにまとめることでポイントの方もまとまった数になる。有効期限切れ防止にも役立つ。

●お気に入りのものだけを持つようにしよう

間に合わせにコンビニで購入したものは、あまり大切にない傾向にある。しかし、お気に入りの文房具や傘を購入すれば、大事に使うようになり、結果的に長持ちするため節約になる。

●使い捨てより繰り返し使えるものを

使い捨ての無駄をなくし、リユースできるものを使う習慣をつける。PCなどで目が疲れる人はUBSで対応できるホットアイマスクにしたり、コーヒーショップでテイクアウトする場合はマイボトルを持参。

●ちょこちょこ買いを控えよう

1週間の予算を決めると、無駄な買い物を控えるようになる。毎日無意識にしていたちょこちょこ買いを控えるだけでかなりの節約につながり、自由に使えるお金も増える。

1週間単位で使うお金を決めると、気がついたら貯まっていた!の意識になる

お金の使い方のクセを改善し、実際に1週間単位で使うお金を決めることが重要だ。

例えば、「1週間で1万円まで」など、ルールを決めてしまうのがおすすめだ。スマホ決済サービスやプリペイドカード(プリカ)を活用する人は1万円分を予めチャージしておくと使いすぎ防止にも役立つ。

しかし、最初から1万円を目標としてもお金がコントロールできずに挫折するかもしれない。「やっぱりできなかった」というマイナスな気持ちを持たないことが大事なので、最初は1週間で1万5,000円に設定するなど、ややゆるい目標からスタートするのがよいだろう。

ゲーム感覚で目標を達成したら、次は1週間で1万4,000円までにするなど、徐々に最終的な目標に金額を近づけていく。自分でも知らないうちにゆるく1万円節約して貯められたという自信にもつながり、節約する工夫を楽しみながらできるようになってくる。

まずはできることからゆるく始めて自分に自信を持つこと。これがカンタンに毎月1万円貯めるための近道だといえる。(提供:iyomemo

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