将来を見据えて資産を築きたいビジネスパーソンの多くは、自身が働いてお金を稼ぐだけではなく、お金にも働いてもらうことでより効率よく資産を増やす「兼業投資家」でもあるだろう。だが30代や40代の働き盛り、子育て中の兼業投資家にとっては「時間」がネックとなる。いくらお金に働いてもらうとはいえ、まったく何もしなくてもよいわけではなく、資産運用にかかる手間や時間が本業やプライベートを圧迫しては本末転倒だ。

一般に株式や投資信託などへ投資をする場合、大切なのは銘柄やマーケットに関する情報収集だろう。そこで、リサーチの時間をいかに確保するかに悩むのではなく、発想を転換して、「リサーチの時間がかからない投資商品」を検討してみてはいかがだろうか。

「手間がかからない投資先を見つける」という発想に転換を

運用中に手間がほとんどかからない金融商品の一つとして近年注目されているのが、「ソーシャルレンディング」である。

ソーシャルレンディングとは、個人投資家から募った資金を企業に融資する、マッチングサービスのことだ。融資型クラウドファンディングとも呼ばれる。企業はソーシャルレンディング事業者に対して、金利の支払および元本の返済を行い、個人投資家は出資金に対する配当および元本償還を期待できる。

●ファンド投資時

ソーシャルレンディング,ファンド投資時
(画像=「LENDEX」webサイトより)

●ファンド保有期間

ソーシャルレンディング,ファンド保有期間
(画像=「LENDEX」webサイトより)

●ファンド終了時

ソーシャルレンディング,ファンド終了時
(画像=「LENDEX」webサイトより)

ソーシャルレンディングはあくまでも企業に対する融資で、予定年間利回りがあらかじめ決められている。そのため収益が安定しやすく、投資家にとっては為替や株といった各種の相場変動の影響を受けにくい。株や投資信託とは違って、運用中のリサーチがほとんど不要なのである。

さらに個人投資家へのリターンは投資した金額に対し、年利で6~8%(税引前)となっている案件が多い。実績からすると、リサーチや運用の時間をあまりかけずに、安定した収益を見込める投資先と言えそうだ。

ソーシャルレンディングのリスクと対策

しかし、ソーシャルレンディングにもリスクがある。最も警戒すべきは融資した案件で貸し倒れが発生するリスクだ。これは融資先の事業が失敗する、最悪の場合融資先の企業の倒産が起こるなど、何らかの事情により融資の返済ができなくなることだ。

貸し倒れが起きた場合、ソーシャルレンディングの利用者にとっては、分配金支払われないだけでなく、最悪の場合は元本の一部、または全額が戻ってこない可能性もある。

だが貸し倒れリスクを回避する方法もある。それは、「担保あり」の案件を選ぶことだ。担保ありの案件の場合、仮に融資先からの返済が困難となった場合でも担保分の債権は回収可能となり、元本の全額が戻ってこないといった最悪の事態を避けられる可能性は高くなる。

運用2年で貸し倒れも返済遅延もナシ

貸し倒れリスクをできるだけ低く抑えたい投資家が注目したいソーシャルレンディング事業者は、案件の大部分に担保を設定している「LENDEX(レンデックス)」だ。 LENDEXのファンドは「不動産担保付きローンファンド」が主流であり、その不動産の担保査定においては第三者機関(不動産鑑定士)の評価を用いている。その評価額の80%を上限に融資額を設定しており、万が一融資先が倒産などした場合でも担保不動産の抵当権を実行し、債権回収できる仕組みになっている。

●運用期間は12ヵ月

運用期間も最大12ヵ月と、融資先の事業の状況や不動産市況について見通すことができる期間に設定することで、運用期間中に貸し倒れが発生する可能性を限りなく低くしている。

LENDEXではこのように貸し倒れリスクに対する対策をしっかりと取っているため、約2年間のソーシャルレンディング運営歴で一度も貸し倒れはなく、返済遅延も一回もないという実績を残している。過去の運用実績が今後のリスクの軽減に直接つながるわけではないが、信用できるソーシャルレンディング会社を選ぶ際のポイントの一つにはなるだろう。

●2万円から投資が可能

多忙な兼業投資家に向いている魅力が多いソーシャルレンディング、LENDEXではわずか2万円からの投資が可能だ。ソーシャルレンディングでまだ投資をしたことがない方にも、始めやすい少額設定となっている。

●利益は毎月分配

運用期間は1年以内と短いものの、投資の成果を少しでも早く投資家に届けたいとして、収益は毎月分配という形を採っている。この点も投資家は嬉しいだろう。分配金を再投資に回せば複利運用も可能である。

●登録や口座開設・口座維持手数料は無料

さらには、会員登録や口座開設、口座維持手数料などは無料。LENDEXは投資家と借り手のマッチングに徹し、中間コストの削減を図っている。投資や運用で重要な「手数料」の心配もなさそうだ。

オンラインサービスで不安になるのが、「申し込みをすべて自分でできるのだろうか」ということ。しかし、同社のサイトには新規口座開設マニュアル(PDF)も用意されているほか、ソーシャルレンディングの仕組みもイラストで分かりやすく解説されており、初心者にも理解しやすいだろう。

投資や運用の判断や管理にかけられる時間は少ない。しかし、楽だからといって仕組みが分かりにくい商品には手を出すべきではない。それに、大事な資産をつくるための運用のパートナーに選ぶ企業は、実績がしっかりとしたところを選びたい……。そんな兼業投資家は、LENDEXのソーシャルレンディングをポートフォリオに組み入れて、トータルの運用効率アップを目指してみてはいかがだろうか。