家計簿や貯金をやろうと決めても三日坊主で終わってしまい、続いたことがないという人は少なくないでしょう。「自分の意志が弱いからだ」と思っているかもしれませんが、そんなことはありません。「続けるためのコツ」を知らないだけです。誰でもお金が貯められるようになるためにすべき3つのことをまとめてみました。

コツ1――貯金を習慣にする(そのためのルール・条件を決める)

貯金三日坊主
(画像=PIXTA)

お金を貯めるためのカギは「習慣化」です。毎日の「歯磨き」を例に考えてみましょう。「洗面台に行って歯ブラシを手に取る」のは多くの人にとって習慣でしょう。この場合、人によっては「ご飯を食べたら」という条件がつくと思います。条件と行動をセットにすると、習慣(ルール)として生活の一部に取り入れることができます。

貯金も歯磨きのような感覚でOK。例えば、「雨の日には1000円貯金する」、「財布に残った小銭を毎日貯金する」といった方法が考えられます。条件・ルールは何でもいいのです。

また「お金を使いすぎてしまう」という人は、「毎月の収入の1割を貯金する」、「ボーナスが入ったら半分を貯金する」というルールもアリ。収入から貯金額を先取りすると浪費の抑制になり「いくら使ったか」も把握しやすいのでおススメです。

コツ2――少額の目標設定から始める

三日坊主になってしまう人の傾向として、目標が大きすぎるということが挙げられます。たしかに大きな目標のほうがやる気が出るのですが、習慣を長続きさせるという意味では逆効果。むしろ目標は小さく設定して、すぐに結果が見えるようにしたほうがモチベーションは維持できます。

このため「貯金箱は大きなものではなく、小さなものを選んで満タンになるのを目指す」、「まずは10万円から貯めてみる」といった小さな目標を達成することを繰り返して、自信をつけていきましょう。

コツ3――記録に残す

食べたものや摂取カロリーを書き出す「レコーディングダイエット」というダイエット方法があります。記録することで体重管理の意識が高まり、ダイエットに成功しやすいと言われています。貯金も同じ。記録に残すことで貯金を習慣づけることができます。

その際、「使ったお金」を記録する家計簿ではなく、「貯めたお金」を記録しておく、「貯金記録」をするのが効果的です。

家計簿を付けていると、どうしても支出に注目してしまうため、「こんなに使ってしまった」という罪悪感がストレスの元になり、「どうせ貯められない」と挫折してしまうことがあります。一方、「貯金記録」の場合は、貯金額に意識が向けられるため「来月はもっと貯めよう!」と貯金に対する意欲が増します。

こうした記録は家計簿アプリを使うと楽にできます。スマホアプリの中には、家計の記録だけではなく、貯金に役立つ機能をもったものもあります。

また、「使ったお金も管理したい、だけど家計簿アプリは面倒」という人は、スマホのメモ機能に書き込んでおくだけでもOK。「支払いや引き落としの金額(固定費)」「日々使ったお金(流動費)」と分けて記録しておくと良いですよ。

お金を貯めるために必要なことは、貯金を生活の一部に取り入れて習慣にすること。そうすることで継続できるのです。自分にとって続けやすい条件や行動を決めて習慣化すれば、三日坊主から脱却し、貯められる人になれるはずです。(提供=じぶん銀行)

執筆者:冨士野喜子(ファイナンシャルプランナー)

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