投資信託は、多くの人にとって「投資の入門商品」というイメージかもしれない。しかしながら、運用会社は数多くの投資信託を開発しており、投資初心者はどのファンドが優良ファンドなのか判断に迷うこともあるだろう。ここでは、いわゆる「投信ブロガー」たちによって構成されたランキングサイトをもとに、上位の投資信託の商品特性を紹介したい。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」とは?

おすすめ,投資信託
(写真=kram9/Shutterstock.com)

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」というランキングサイトがある。投資信託に関心のある方はすでにご存じかもしれない。
http://www.fundoftheyear.jp/2018/

このサイトは、一般の投資家目線で投資信託を評価している「投信ブロガー」たちがおすすめの投資信託に投票し、そのランキングを公表するというものだ。2018年9月30日までにブログを開設している投信ブロガーが投票権を持ち、同年10月31日までに設定されたETF(上場投資信託)を含む投資信託が投票の対象となる。

証券会社やアセットマネジメントが運営する投資信託関連のサイトとは異なり、あくまで個人投資家目線で優良ファンドを選定するところに特色を持つ。この企画は2007年から続けられており、2018年は有効投票人数241名がランキング投票に参加したという。なお、投票に参加した投信ブロガーのウェブサイトのリンクや、該当投資信託の選定理由の一部も掲載されている。

投信ブロガーたちの評価が高かった投資信託は?

第1位:「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」

2019年1月13日に発表された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」にて最も高い評価を得たのは、三菱UFJ国際投信株式会社が開発した「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」だった。
https://emaxis.jp/fund/252653.html

このファンドは、MSCIコクサイ・インデックスと連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。設定日が2017年2月と比較的新しい部類に入る投資信託ではあるものの、設定以来、順調に純資産残高を積み上げ、投資家の間で人気が急速に高まっているファンドだ。

投票した投信ブロガーの選定理由を探ると、先進国株式に投資するファンドの中において、業界最低水準の低コストであることを評価ポイントに挙げているものが目立つ。同ファンドの信託報酬は年率0.11772%。圧倒的な低コストを誇るファンドであるため、運用期間が長期に及ぶ「つみたてNISA」やiDeCoなどを活用した資産運用で、運用効率を高めるのに効果が期待されている。

第2位:「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」

続いてランクインしたのが、ニッセイアセットマネジメント株式会社が提供する「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」だ。
https://www.nam.co.jp/fundinfo/ngkif/main.html

このファンドも、日本を除く主要先進国の株式に投資を行い、MSCIコクサイ・インデックスに連動した運用を目指す投資信託となる。ニッセイアセットマネジメント独自の計量モデルなどに基づく、ポートフォリオの構築に特色を持つ。同ファンドも2013年12月の設定以来、順調に純資産を積み上げており、2019年4月3日時点で、1,000億円を超える規模にまで拡大している。

投信ブロガーのコメントを確認すると、やはり低コストを理由に挙げている人が多い。一般的に長期間に及ぶ投資信託の運用において、コツコツと利益を積み上げるためにも、多くの投資家が「投信コスト」に注目していることがうかがえよう。

個人投資家の間では知られた投資信託ランキング「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で評価が高かった2つの投資信託についてご紹介した。3位以下については割愛するが、いずれの商品もブロガーたちから高い評価を得ている。気になる方はランキングをのぞいてみるのもよいだろう。相応の知識経験を持たないと、投資信託の良しあしを判断するのは簡単ではない。投信ブロガーの意見をもとに、自分のリスク・リターンにマッチしたファンドを探すのも手だ。

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