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インドネシアの概要

インドネシアと言うとバリ島やジャカルタへの観光を頭に浮かべる日本人の方がまだ多いと思います。しかし、忘れてはなりません。インドネシアは決して観光だけが注目されている訳ではなく経済面においても世界から注目を集めております。

インドネシアは東南アジア南部に位置し、島々によって構成されている共和制国家です。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。その面積は日本の5.5倍あり、その広い国土には豊富な資源が埋蔵されています。そして、人口は日本の約2倍。この人口の多さが強い国内消費を生み、内需主導型の経済の源とされています。

インドネシアにはこうした長所がある一方、やはり短所も抱えております。広い国土が島々で構成されるため、地理的制約から全国規模のインフラ敷設に難しさがあります。そして、多様な民族・宗教などが成長を制約する要素も抱えています。

では、こうした特徴を持つ今のインドネシアの経済状況はどうなのでしょうか。以下で、GDP、財政状況、インフレ、為替動向からその経済状況を探っていきます。


インドネシアのGDP

インドネシアでは2011年より、なだらかな景気減速が続いています(GDP 2010年:6.2%、2011年:6.5%、2012年:6.2%、2013年:5.8%、2014年第二四半期:5.12%)。その大きな理由に、日本も1960年代前半まで経験しその他の新興国も共通して悩む「国際収支の天井」問題があります。

これは景気が良くなると輸入が輸出を上回ることで経常収支が悪化するのがきっかけです。そして、経常収支の悪化で、通貨価値が下落し輸入物価が上昇することでインフレ加速させます。この悪循環を立つために金融引き締めを行い、内需を抑制します。その結果、景気が減速するというものです。個人消費は堅調なインドネシアですが、積極的な利上げにより設備投資は減速、そして輸出が伸び悩むことで足下景気の低迷が継続しています。