将来の収入源を確保するために不動産投資を検討する会社員が増えています。しかし不動産購入には融資を受ける場合が多く、そのときに気になるのが金利でしょう。今回は不動産投資ローンの仕組みや、金利、メリット・デメリットを解説します。

不動産投資ローンと住宅ローンについて

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(画像=Jan_S/Shutterstock.com)

不動産投資ローンとは収益用の物件を購入するために利用するローンで、購入する物件を担保にすることにより金融機関から購入資金を調達できるのです。

不動産を購入する場合には住宅ローンが一般的かと思いますが、不動産投資ローンと住宅ローンとの違いについてもしっかり理解しておきましょう。

不動産投資ローンは住宅ローンよりも条件が厳しい?

不動産投資ローンと住宅ローンは、物件を購入するために融資を受けるという点では共通していますが、貸し付けの目的と審査基準、金利などの違いがあります。

貸し付けの目的の違いでは、不動産投資ローンは賃貸ビジネスとして収益物件を購入するために利用します。一方、住宅ローンは居住用の戸建てやマンションを購入するために利用します。

審査基準の違いでは、不動産投資ローンは不動産の担保評価、借主の属性に加え、対象物件の空室率、立地、収益性などからも判断されるため、住宅ローンよりも審査基準は厳しくなる傾向があります。

一方、住宅ローンは居住用物件の購入になるため、不動産の担保評価と借主の収入などの属性によって審査されます。

金利の違いでは、不動産投資ローンでは低いものでは0.5%の超低金利から高いものでは5%を超えるものもあるため、いかに低金利で資金調達できるのかが不動産投資のポイントといえるでしょう。金利についても住宅ローンの方が有利で、1%以下の商品も珍しくありません。

不動産投資においてローンを組むメリットとデメリット

ローンを組むということは借金になるため、リスクやデメリットを心配する方も多いかもしれませんが、不動産投資ではローンを活用することのメリットも多いのです。

不動産投資の場合では自己資金が少なくても、銀行から資金を調達して自己資金以上の不動産投資ができるわけです。

もちろん、自己資金以上の借り入れを行うわけですから、空室が続き収入が途絶えてしまったり、築年数が経過して物件評価が下がったりすると、自己資金での支払いが必要になってくる可能性もあります。

そのため築年による家賃の下落や空室率を考慮せず、購入当初のままの家賃収入が継続することを前提として収支計画を立ててしまうと、空室リスクに直面してしまったときに支払いが苦しくなってしまうこともあります。家賃収入が入ってきたからといって、全てを生活費に充当するのではなく、事業として、計画を立て、資金をプールすることが重要です。

また、金利上昇により調達している融資の金利が上昇する可能性もあります。家賃収入が変わらないのに、借入金利だけが上昇するということは、キャッシュフローの悪化に繋がります。

このようなリスクを踏まえて不動産投資の計画を立てる必要があるでしょう。

早期の資産形成には融資を上手に活用

不動産投資ローンは住宅ローンに比べると、審査が厳しく金利も高いので、デメリットが多いのではないかと感じてしまうかもしれません。

ですが、住宅ローンは居宅の購入にしか利用できませんので、不動産投資をするのであれば不動産投資ローンを利用する必要があり、それにより早期に賃料収入を得られれば不動産投資ローンはメリットになるのです。

大切なのは不動産投資ローンの仕組みをきちんと理解し最大限に活用することです。メリット、デメリットをしっかり確認して不動産投資を始めてみませんか。(提供:YANUSY

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