お金が貯まらないのはなぜなのか

私産,鈴木隆史
(画像=PIXTA)

こんにちは。日本私産運用協会の鈴木隆史です。

毎回、通帳を記帳してみると意外とお金が貯まっていなくてため息……。
クレジットカード請求がこんなに多くて冷や汗……。
いったい何にお金を使ったんだろう……。

こんな経験をどなたもしたことはないでしょうか?(もちろん筆者の私もあります)。

「流され型」から「私産型」へなろう

本記事のテーマは『私産を作る』です。そのためのポイントは、どのようにして私産作りを「習慣化」していくか、になります。

前述のように、なかなかお金がたまっていかない、と嘆く人の多くは「流され型」になってしまっています。

「流され型」というのは、毎月の収入からお金を使っていき、残ったお金を貯める、つまり、支出の残りを貯めるという考え方をしている人。

問題は、だいだい収入と同じくらい使ってしまう場合が多いことです。だからいつまでたってもお金が溜まらない。

多くの方がこの流され型から抜け出せないでいるのが現状です。

まずは「20%」の貯蓄から

そこから抜け出すためには、入ってきた収入(手取り)の20%を最初から別の口座(私産の置き場)へ分けておくこと。それを決めるだけでなく、ルール(習慣)として設定をし、実行をすることが大切です。この20%を「私産枠」と呼びます。

何故20%なのかというと、結論としてはこれがちょうど良い程度になるからです。

10%では少なく、30%では無理をすることになります。

30%を提唱しているマネースクールがあることも筆者は知っています。

お金に余裕があって20%以上を私産枠としたいという方はそれでも良いと思いますが、少なくとも20%を私産枠とする、と考えてください。