2019年も年の瀬が近づいてきましたが、年末になると毎年SNSなどで「やるべきことリスト100」が話題になります。実際に作ってみると「夢がかなった」といった話もあるとかないとか。この記事では「やるべきことリスト100」を作る方法を具体的に紹介していきます。

リストの叩き台を作る

やるべきことリスト100
(画像=kenary820/Shutterstock.com)

まず「やるべきことリスト100」の叩き台を作ることから始めましょう。そのためには、2020年のやるべきこととしてどのようなことが項目として挙げられるか、どんどん列挙していく必要があります。まずは多ければ多いほど良いです。ただなかなか100個以上も項目を挙げていくのは難しいかもしれません。やるべきことをリスト化していくには、以下のような3つのテクニックを押さえておきましょう。

1 メールやLINEのやりとりを振り返る

テクニックの1つ目は、1年間で友人や同僚、家族、取引先などとやりとりしたメールやLINEなどの履歴を振り返ってみること。メールのやりとりの中には、1年間で反省したことや課題に感じたことなどが含まれているはずです。そのような内容をやるべきことリストの項目に落とし込めば、自分独自のリスト作りにつながるでしょう。

2 YouTubeの閲覧履歴やSNSのタイムラインを振り返ってみる

ネット上で提供されているサービスは自分の過去の操作を履歴として確認できるケースも多い傾向です。例えばYouTubeの場合、ログインしていれば動画の視聴履歴が残っています。こうした視聴履歴を振り返り「自分が1年間でどのようなことに興味を持ったのか」について振り返ることが可能です。FacebookやTwitterなどで自分がシェアした記事や動画を見直してみることも項目を挙げるヒントになるでしょう。

3 カテゴリ分けをする

何も考えずに「来年は何をしよう」と考えても、なかなか項目が浮かんできません。そんなときは、まず「大カテゴリ」を作って思考の取っ掛かりを作りましょう。例えば「仕事」「私生活」「家族」「友人関係」「趣味」「お金」といった具合です。大カテゴリの下に「小カテゴリ」を作れば、さらに項目が思い浮かびやすくなります。

もし「家族」という大カテゴリなら「両親」「夫/妻」「子供」などといった形で小カテゴリを広げていきましょう。

精査・ブラッシュアップ

やるべきことの項目をたくさん挙げたあとは「精査・ブラッシュアップ」の作業に入ります。「本当にそれはやるべきことなのか」「挙げた項目が抽象的すぎないか」「本当に実現可能なのか」といった視点ですべての項目を見直すことが大切です。例えば挙げた項目が抽象的すぎる場合は、より具体的な内容に書き換えるようにしましょう。

この段階で考えるべきこととして、「やるべきことの数を100個のままにするのか」という点があります。最近では「やらないことリスト」というものも話題で、あまり多くのことをしようとし過ぎると本当に大切なことができなくなる点も考慮が必要です。毎日仕事や子育てなどで忙しい人であれば思い切ってやるべきことの数を「70個」「50個」などと減らす決断をしても問題ありません。

ある1つの項目に多くの時間が掛かるのであれば場合によっては「1個」でも良いでしょう。なぜなら「やるべきこと」の価値は人によって大きく異なるからです。

作っただけで満足しては意味がない

こうした作成した「やるべきことリスト」ですが、作っただけで満足しては意味がありません。例えばパソコンのデスクトップ画面で常に目につくようにしておいたり冷蔵庫のドアに項目が書かれた紙を貼っておいたりする工夫も重要です。SNSなどで公開可能な部分を投稿すれば、ある意味で後に引けなくなります。強制力としてはいいかもしれませんね。(提供:JPRIME


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