お正月は、子供にお金について教育する絶好のチャンス。子供がお年玉をもらい、おそらく1年で一番お金を持つことになる時期だからです。親にしてみれば、その渡し方や額をどうするかはさることながら、お金の使い方にも健全な考え方が育まれるようにしたいところ。そこで、お金の教育につながりそうなお年玉の使いみちについて考えてみましょう。

定番の「お買い物ごっこ」で金銭感覚を身に着けさせる

じぶん銀行
(画像=PIXTA)

子供たちがお年玉の使いみちとして考えるのが、玩具の購入でしょう。そこでお金について考える機会にもなるようなゲームの購入を促すという方法はいかがでしょうか。

お金について考えられるゲームはいろいろあり、例えばライフイベントを経験できる定番のボードゲームなどがありますが、まず候補にしたいのは、お買い物ごっこやお店屋さんごっこができる玩具です。この“ごっこ遊び”は、多くの保育園や幼稚園でもお金に関する教育の一環として取り入れられているようです。

お買い物ごっこでは次のような学習効果が期待できると考えられます。

  • 売り買いのルールを理解する
  • 金銭感覚が身につく
  • 自制心が養われる
  • 計算力の向上

まず子供に身に着けさせたい考えは、「お金と商品は交換できる」「お金を払うまでは商品はお店のもの」という売り買いの基本です。その次に「予算内でできるだけ高い満足が得られる買い物をする」ということです。

例えば、お金がなくなるとそれ以上買い物ができないルールにして、買いたいものとお財布を相談させ、金額に満たない場合は我慢することを覚えさせます。計算に慣れてきたら、ゲームでレジ係を任せてもよいでしょう。合計金額、おつりの計算、両替の必要性などの習得が期待できます。

リアルなATM型貯金箱でお金を管理する実践的能力を

このほかにも現代社会に即した形で、自分のお金を管理する能力を伸ばすために役立ちそうな玩具があります。その代表例がATM型貯金箱です。

これはただの貯金箱ではなく、本物のATMのように操作パネルや音声ガイド、投入したお金の金額を自動判別する機能が付いています。カードと暗証番号がないと使えない設計で、玩具にしては本格的なセキュリティ機能です。「今回の貯金額は○○円です」「ご利用ありがとうございました」と本物のATMのようなアナウンスが流れるタイプも。

この貯金箱を使うことで期待できる効果には次のようなものがあります。

  • 本物のお金が使える
  • 預入・引出・残高照会・目標額設定などを数字で管理できる
  • カードとパスワードの管理が身につく
  • 実際に貯金をして無駄遣いの防止になる

お金の教育に必要なのはコミュニケーション

子供にお年玉で買ってもらいたい、お金の教育につながる玩具は、今回挙げたもの以外にもいろいろあるでしょう。どの玩具を選ぶにしても、「お金の勉強をさせたい」という親心よりも、子供が「楽しく遊べる」ことを重視することが大切です。

親子でコミュニケーションをしながら、「お金が足りない場合はどうしたらいいと思う?」などの質問をして、子供に考えさせるとよいでしょう。ルールに工夫を加え年齢や能力に合わせた遊び方を提案すれば、子供のお金に対するリテラシーも高まり、親子のコミュニケーションがいつも以上に密になるのではないでしょうか。(提供=auじぶん銀行)

執筆者:篠岡わかな(ファイナンシャルプランナー)

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