要旨
新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中の株価が急落し、2019年度は年金積立金の運用が大幅な損失となった可能性が高い。国民の不安を煽る論調が増えそうだが、この損失が原因で年金が減らされたり、ましてや年金制度が破綻する心配などは不要だ。決して鵜呑みにしてはいけない。
◆ポイント
19年度は8兆円ほどの損失が見込まれるが、累計では約57兆円の黒字
株式の投資割合を増やしたことはプラス効果の可能性
年金支給に積立金はほとんど使われておらず、貢献度は100年先まで1割程度
新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中の株価が急落し、2019年度は年金積立金の運用が大幅な損失となった可能性が高い。国民の不安を煽る論調が増えそうだが、この損失が原因で年金が減らされたり、ましてや年金制度が破綻する心配などは不要だ。決して鵜呑みにしてはいけない。
19年度は8兆円ほどの損失が見込まれるが、累計では約57兆円の黒字
株式の投資割合を増やしたことはプラス効果の可能性
年金支給に積立金はほとんど使われておらず、貢献度は100年先まで1割程度