Manegy
(画像=Manegy)

2020年8月24日配信記事より

オリンピックイヤーだった今年2020年は、誰もが予想できなかった新型コロナウイルスのパンデミックにより、大混乱の年となりました。折り返し地点を過ぎてしばらくたった今、上半期を振り返ると、私たちの日常生活や働く環境が様変わりしたことが改めてわかります。

今回のテーマは、マネジーニュース「2020年上半期」閲覧数ランキングTOP10。 本サイトで2020年1月1日~6月30日に掲載したニュース記事を対象に、読者の皆さんから多く読まれた記事の上位10位を紹介します。

1位は「雇用調整助成金」記事、2位以下も含めコロナ禍の支援制度や企業対応情報が上位独占

1位は、助成率が拡大された「雇用調整助成金」を解説した記事。2020年4月1日から、新型コロナウイルスの影響を受ける全業種の事業者支援として、雇用調整助成金の拡大策が施行されました。この記事では、雇用調整助成金の基礎知識と、拡大策で大きく変わった点について簡潔にまとめています。

コロナ禍で、国や地方自治体から助成金・給付金・補助金・融資などの支援制度が次々と打ち出され、企業の該当担当者は対応すべき案件が一気に増えました。経営悪化した企業は多く、解雇や雇い止めを回避するために雇用調整助成金の需要が高まったことが、この記事への注目度からもわかります。

1位:「新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急決定!「雇用調整助成金」の助成率が最大9割に拡大」公開日:2020年4月1日

2位は、今年と来年の“五輪関連の休日”に関する記事。今夏開催予定だった東京オリンピック・東京パラリンピックのため、今年の海の日・スポーツの日・山の日は、五輪の開会式・閉会式に合わせて変更されていました。しかし、コロナ禍で両大会は来年2021年予定で延期に(2020年3月時点)。それに伴い打ち出された、今年と来年の“五輪関連の休日”の方針について、この記事で説明しています。

2位:「東京五輪の延期で今年と来年の海の日・スポーツの日・山の日はどうなる?」公開日:2020年4月14日

3位は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、いち早く対策を講じた大手企業をピックアップして紹介。1月下旬から在宅勤務を実施したGMOインターネットグループや、すでに導入済みのテレワーク&時差出勤を推奨して在宅勤務の上限を撤廃したNTTグループなどが登場。従業員の安全確保を優先した企業の柔軟な対応を取り上げており、管理部門で働く読者の参考になったようです。

3位:「【新型コロナウイルス】感染拡大!あの企業の対策・対応は?大手から学ぶ危機管理体制」公開日:2020年2月28日

4位は、5月8日から始まった「持続化給付金」についての記事。コロナ禍で売り上げが減少した中小企業や個人事業主を支援する制度で、対象となる要件や申請期間などについてまとめています。

4位:「持続化給付金の支給が始まりました」公開日:2020年5月20日 

5位は、コロナ禍で入社式が中止・延期・内容変更になった大手企業を紹介した記事。ソニーやANAホールディングス、日本航空、本田技研工業、ファーストリテイリング、イオンなど、報道で毎年話題となる大企業の入社式の変更について取り上げています。

5位:「新型コロナウイルスで入社式が中止・延期になった大手企業まとめ」公開日:2020年3月25日

6位~10位もコロナ禍関連記事がズラリ!助成金や休業補償情報に注目

なお、6位~10位までは以下のとおりです。

6位:「新型コロナウィルスの影響で再び!?緊急時に発生する品切れ騒動あれこれ」公開日:2020年3月27日

7位:「新型コロナ感染拡大を受けた助成金等サポート施策一覧」公開日:2020年4月22日

8位:「休業補償と新型コロナウイルス感染拡大による雇用調整助成金について」公開日:2020年4月23日

9位:「総務担当も喫煙者も要注意、改正健康増進法“原則屋内禁煙”を破ったら多額の過料が発生」公開日:2020年4月24日

10位:「【最新版】東京23区内の保育園&学童の運営状況まとめ ※4月10日時点」公開日:2020年4月10日

9位以外は全て新型コロナウイルス感染症関連の記事でした。また、7位と8位にも助成金や休業補償に関する記事がランクイン。10位は、緊急事態宣言中の東京23区の保育園・学童クラブの運営方針をまとめたもので、育児中のビジネスパーソンや人事担当者などに向けた内容です。6位~10位の顔ぶれも、企業の管理部門で働く読者が多い「マネジー」らしい結果と言えるでしょう。


「マネジー」2020年上半期ニュースランキング TOP10はいかがでしたか?

本サイトでも、2月以降はコロナ禍に関する記事が中心となりました。8月中旬現在も、全国で新型コロナウイルスの感染者数は増加に歯止めがかからず、下半期も社会全体で厳しい情勢が続きそうです。

ぜひ、ランクインした記事で改めて上半期を振り返り、下半期に向けた課題や準備などを考えてみましょう!