匿名性の高い暗号資産(仮想通貨)ジーキャッシュ(ZEC)が18日、実行ブロック106400で初の半減期を迎えた。

これにより、ジーキャッシュのブロック報酬は6.25ZECから3.125ZECへと半減した

ジーキャッシュ
(画像=Shutterstock)

ジーキャッシュは2016年に誕生した暗号資産。ビットコインが抱える弱点を克服することを目的としていることから、発行上限が2,100万枚であることや、コンセンサスアルゴリズムがPoWであること、さらには半減期が約4年に1度訪れる点など、酷似した点が多々ある。

それに加え、ゼロ知識証明やシールドトランザクションと呼ばれる手法を用いた匿名技術も備えており、高い秘匿性を備えている特徴がある。

今回ジーキャッシュは半減期を迎えると同時に「Canopy」と呼ばれる5回目の大型アップデートを実施したほか、同プラットフォームの開発基金立ち上げなども行われた。

Canopyは持続的な運営システムを支える目的で、マイニング報酬の配分比率を変更するアップデートとなる。

本アップデートは財団が実施したコミュニティ投票によって決まり、マイニング報酬の80%はマイナーに、5%がジーキャッシュ財団、開発会社のECC(Electric Coin Co)が7%、サードパーティーの支援助成金であるMGF(Major Grants Fund)が8%と、それぞれに割り当てられるようだ。

これまでは約15%のマイニング報酬を創設者や投資家に分配していたが、それらのリワードが今回の半減期でなくなってしまうため、開発資金などを捻出するためにコミュニティー投票を行った形とのこと。

匿名性を売りにする暗号資産は、ダッシュ(DASH)やモネロ(XMR)などいくつか有名なものがあり、一時期は日本国内の暗号資産取引所コインチェックでも取り扱いがあった。

しかし、その後は上場が廃止され、現在国内取引所で匿名機能を備える暗号資産は取り扱われていない。(提供:月刊暗号資産