腕時計が資産となり、投資対象となることはよく知られていますが、ジュエリーも同じく資産価値をもつことはあまり知られていないのではないでしょうか。

男性の資産ともなる装飾品の代表格が腕時計なら、ジュエリーは、女性ならではの資産的な装飾品であるいえます。この記事では、自分で身につけることを楽しみながら、価値が上がれば利益を得られる資産としてのジュエリーについて解説します。

投資としてジュエリーを選ぶメリット

投資,ジュエリー
(画像=Tsuboya/stock.adobe.com)

投資対象としてジュエリーを選ぶメリットは、資産価値が安定している点にあります。たとえば不動産や株式といった投資対象は、あらゆる要因によって値下がりするリスクがあります。

一方でジュエリーは、中古であっても価値のあるものならば、購入時とほぼ同じ、場合によってはより高い金額で売却できる可能性があります。

宝石が変質しにくく、投資対象として比較的安定

ジュエリーの資産価値が下がらない最大の理由は、宝石の変質のしにくさにあります。宝石は日頃から丁寧に管理しておけば、時間がたっても変質しにくく、新品時に近い状態を維持できます。そのため、宝石の種類にもよりますが、ジュエリーは基本的には資産価値が下がりにくい傾向があります。

特にダイヤモンドに限定すると、不況への強さから資産価値が下落しにくいと言われています。他の宝石と比べても安定した価格で売却できるため、富裕層の中では特に投資対象として注目を集めています。

なおダイヤモンドと比べると注目度は下がりますが、ルビーやサファイア、スピネルといった「カラーストーン」も、産出量が減りつつあると言われており、十分投資対象となり得ます。

ジュエリー投資における価値基準

投資対象として見た場合、ジュエリーの価値は主に「ブランド」と「ルース(裸石)の希少価値」によって成り立っています。

・ブランド
ノーブランドや知名度の低いブランドのジュエリーよりも、知名度の高い人気ブランドジュエリーの方が、高い価格で取引される傾向があります。実際に、ハリー・ウィンストンやブルガリ、ティファニーなどのジュエリーは、ノンブランドのものと比べても高値で取引されています。

人気ブランドのジュエリーは、需要の大きさや優れたデザイン、ブランドが持つストーリーの深さやステータスの高さなどが要因となって、中古でも高い値段が付けられるのです。

・ルース(裸石)の希少価値
地金やアームに留められていない、宝石のみを指して“ルース(裸石)”と呼びます。ジュエリーに使われている裸石の希少価値が高いほど、高い値段で取引される傾向があります。

2017年4月に香港で開催されたオークションでは、59.6カラットのピンクダイヤモンドが約79億円という高値で落札されました。ピンクダイヤモンド自体が希少性の高いジュエリーである上に、大きく、かつ品質が良かったことから、高値での落札に至ったと言われています。

価値あるジュエリーと出会うには?

最後に、資産価値のあるジュエリーと出会うためにはどのような点に気をつけるべきでしょうか。以下3つの点を確認していきましょう。

資産価値のあるジュエリー選び1:正しく目利きして購入することが重要

投資対象としてジュエリーは優れているものの、ただ店頭で気に入った商品を購入すればよいわけではありません。

投資としてジュエリーで利益を得るには、最初に正しく目利きして購入することが重要です。前述したようにブランドや裸石の希少性を確認したり、ダイヤモンドならば国際的な評価基準である「4C」を確認したりするのが、有効な目利きの手段です。

ダイヤモンド以外の宝石では、たとえばカラーストーンであれば、加熱処理の有無によって大きく相場価格が異なります。加熱処理を行うと発色が鮮やかになるため、多くのカラーストーンでは加熱処理がなされています。美しさで選ぶのもよいですが、希少価値という点では非加熱のルースが上をいくでしょう。

このように、正しく目利きした上で購入すれば、長年所有して十分に楽しんだ上に、購入時とほとんど変わらない価格、またはより高い金額で売却できるでしょう。

資産価値のあるジュエリー選び2:劣化のリスクを加味して宝石を選ぶ

ダイヤモンドは経年劣化がしづらい宝石ですが、パールのように汗や汚れに弱く傷つきやすい宝石や、エメラルドやオパールのように割れやすい宝石もあります。つまり宝石によって手入れの重要性は変わってくるわけです。

新品時に近い試算価値を保つためにも、こうした劣化のリスクを加味したうえで宝石を選ぶ必要があります。

資産価値のあるジュエリー選び3:宝石の適正な鑑定ができる買い取り事業者を選ぶ

いざジュエリーを売却する際には、適正に宝石を鑑定できる買い取り業者を選ぶことが重要です。宝石の買い取り業者はピンキリであり、中には利益優先で安く買いたたく業者も存在するので注意しましょう。

ジュエリー売買の際は信頼できる鑑定機関に相談を

たとえ価値のあるジュエリーを目利きできても、売却時に正しく査定できなかったり、利益を優先するために安く買いたたく事業者に依頼したりしてしまうと、大切なジュエリーが不当に低い価格で買い取られてしまいます。

そのような事態を避けるためにも、ジュエリーを売買する際は信頼できる鑑定機関に相談するのがベストです。(提供:JPRIME


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