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「楽天ビジネスカードを使ってみたいが、損をしないか不安」「評判がよいのかたしかめてから決めたい」と、考える人もいるだろう。クレジットカードを選ぶときはメリットやデメリットに加え、ほかの人が使った感想を参考にするのが望ましい。
今回は楽天ビジネスカードに興味がある方のために、メリットやデメリット・評判などを紹介する。この記事を読めばカードとしての全体像がわかるだろう。
楽天ビジネスカードとは?
まずは楽天ビジネスカードの特徴を主に3つ紹介する。それぞれをたしかめ、使用時をイメージするとよいだろう。
基本情報
まずは基本情報をみていく。年会費や還元率などは、以下のとおりだ。
年会費 | 2200円(税込) |
ポイント | 楽天ポイント |
還元率 | 1.0%~5.0% |
利用可能額 | 300万円 |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯カード | ETCカード |
保険 | - |
電子マネー | - |
スマートフォン決済 | - |
空港ラウンジ | 国内主要空港に加え、ダニエル・K・イノウエ、仁川空港ラウンジで無料 |
プライオリティパス | ○ |
申込条件 | 20歳以上で一定収入あり |
楽天では通常のクレジットカードは年会費無料だが、ビジネスカードは2200円かかる。しかし還元率が最低でも1%で、条件により5%まで上がるなどハイスペックだ。仕事での活用をメインに考えていればおすすめである。
楽天プレミアムカードの子カード
楽天ビジネスカードは単独で申し込めない。同社が提供するプレミアムカードの子カードとして展開されているからだ。
プレミアムカードの年会費は税込で1万1000円である。利用限度額もプレミアムとビジネスの合計で300万円だ。状況に応じて2枚を使いわけていくとよいだろう。
プレミアムカードをもっていながら、国内外への出張やビジネスシーンでの使用が多い人に、ビジネスカードはおすすめである。
個人事業主でも申し込める
楽天ビジネスカードは個人事業主でも申し込めるので、起業から間もない人でも利用可能だ。ビジネスカードは会社の社長や重役などがもつイメージが強いかもしれないが、楽天は小規模事業者でも審査に通るなど門戸が広い。
プレミアムカードさえ手に入れば、セットでビジネスカードの入手もできる。カードのステータスさえ高ければもてるのだ。
一方で使用時にはプレミアムを個人口座、ビジネスカードを法人口座にそれぞれ紐づけることが推奨されている。カードと口座の組み合わせは、申請時に慎重にたしかめていくとよいだろう。
楽天ビジネスカードを使うメリット
楽天ビジネスカードにはさまざまなメリットがある。ポイントの貯まりやすさや、明細の扱いを便利にできる点に注目するとよいだろう。仕事柄移動が多いなら、従業員にETCカードを配れば経費を整理できる。このように有効活用の方法は多種多様だ。
楽天経済圏で活用できる楽天ポイントが一気に貯まる
楽天ポイントを貯めやすいのがビジネスカードとしてのメリットだ。還元率は1.0%~5.0%で、100円で1ポイント貯まる計算である。
楽天が展開するオンラインショップをはじめ、さまざまなサービスで利用できる。対象サービスならどこでもポイントを貯めたり使ったりできるのだ。
仕事に必要な備品や道具を買うときも、楽天だけを利用すればよい。買えば買うほどポイントが貯まるのがうれしいところだ。ポイント払いによって実費による経費を減らせることもメリットである。
プライベートの買い物同様ビジネスで必要なものを買うときにも、楽天のカードが役に立つだろう。
明細をわけられるので用途を問わずに使いやすい
楽天ビジネスカードを使えば、明細をわけられる。法人カード専用の利用明細書が出るからだ。明細書の中身が履歴の形になっているので、カード1枚だけで月間の経費の大部分がわかる。
従来の経費整理はさまざまなレシートや領収書を集め、ノートやPCのExcelなどに記帳しなければならなかった。こうした手作業が面倒で、ほかの仕事のスケジュールに影響が出る人もいるだろう。
しかし楽天ビジネスカードを使えば明細履歴がわかるので、経費の把握が簡単だ。
複数枚のETCカードを発行できるので社員の移動費清算も簡単
楽天ビジネスカードとセットで申し込めるものに、ETCカードがあるのもポイントだ。年会費は1枚目だけが無料で、2枚目は税込で550円になる。
ETCカードは有料の高速道路を通ったときに、利用料を自動精算できるカードだ。車のなかに車載機を入れれば、高速道路の窓口におけるやり取りを省略できる。入口のバーが上がるのを待てばすぐに発車可能だ。
トータルで何枚ももてることもメリットである。経営者なら社内の従業員全員に配ってみるとよいだろう。彼らの移動費を簡単に精算でき、経費を把握しやすい。ETCカードの所有枚数に上限がないのは、会社の経営者にとって助かるだろう。業務用の車の使用機会が多ければ、有効活用できる。
ビジネスシーンに欠かせない「VISAビジネスオファー」が付帯
楽天ビジネスカードをもてば「VISAビジネスオファー」を利用できる。こちらは中小企業や個人事業主にとって、たいへん使いやすいサービスだ。
VISAビジネスオファーが展開するのは、さまざまな優待サービスである。たとえばオフィス用品を割引価格で購入できたり、ハイヤーの配車ができたりする。出張が必要になったら、ホテルの予約代行も可能だ。
楽天ビジネスカードのおかげで、仕事で必要とするさまざまな行動がスムーズになったり、コストがお得になったりするだろう。
楽天ビジネスカードを使うデメリット
楽天ビジネスカードを使うには、次のふたつのデメリットに気をつけるとよいだろう。キャッシング機能や分割機能がないことや、保険の未付帯などが足かせになるかもしれない。
キャッシング機能や分割払いが使えない
楽天ビジネスカードの弱点は、お金を柔軟に扱いづらくなることだ。キャッシング機能や分割払いが使えないため、お金の扱いに慎重にならなければいけない。
もともとキャッシングや分割払いは、一般のクレジットカードでしか採用されない。決まった時期に必要なお金を払えない人は、そもそも会社の経営者や個人事業主になるのは難しいだろう。
個人カードとは違い、ビジネスカードは支払い方法の工夫がしづらい。そうした意味でもお金に責任感がある人だけに使うべきといえるだろう。
旅行保険が付帯していない
楽天ビジネスカードには旅行保険が付帯していない。そのため旅先で事件や事故に巻き込まれても、治療費などによる損害をカバーしてもらえないのだ。これは想定外の出費を恐れる人にとっては厳しいだろう。
しかしビジネスカードはプレミアムカードをもっている人なら入会可能だ。プレミアムの方には国内・海外の旅行保険がついている。通常時はビジネスカードを使い、旅行時に限ってプレミアムカードを利用するのがおすすめだ。
2種類のカードはそれぞれ機能が違うので、状況に応じて使いわけるとよいだろう。
楽天ビジネスカードの評判は?
楽天ビジネスカードにおいて、実際のユーザーの感想をチェックしていく。ここではよい方と悪い方にわけて、代表的なコメントを紹介する。
よい評判
よい評判としてあがっているのは、ポイントの貯まりやすさやアプリのみやすさなどだ。
楽天ポイントの貯まりやすさから便利に感じるユーザーが多い。キャンペーンによって通常の2倍のポイントがもらえるなどの結果、お得に感じる人もいるようだ。
アプリのみやすさを評価する声にも注目だ。スマートフォンアプリは、外出先でも気軽に利用できるのがポイントである。画面のみやすさは利便性に直結するので、手続きや利用状況のチェックに役立つ。
このようにポジティブなコメントから、自身が望む使い方に合っているかをたしかめるとよいだろう。
悪い評判
楽天ビジネスカードを申し込む前は、悪い評判にも注意が必要だ。空港ラウンジのサービスの少なさや、プレミアムカードと限度額がセットになっているがゆえの不便さなどがあがっている。
空港ラウンジ関連では、無料で利用できるサービスの範囲が広くないという指摘があった。具体的にはドリンクを有料でしか頼めない点で不満を感じているようだ。
楽天ビジネスカードの限度額はプレミアムカードとセットだ。たとえばプレミアムで限度額いっぱいに使ってしまうと、ビジネスカードはほとんど使えなくなる。このように利用額の配分に苦労する人がいるという。
前向きだけでなく後ろ向きのコメントからも、利用時の注意点を考えるとよいだろう。
楽天ビジネスカードはどういった人におすすめ?
楽天ビジネスカードは経費の管理を楽にしたい人におすすめだ。ポイント還元率の高いものを探している人にも役に立つだろう。
ビジネスカードをもっていれば、1枚を使い続けることで利用明細が出てくる。月間の経費の大部分がカードの利用明細にまとめられているのだ。経費の把握を短時間で済ませられるのはメリットである。
以上に加えてポイント還元率の高さにも注目だ。最低でも1%・最大で5%なので、目標まで早くポイントを貯められる。備品や道具を買うときに使えば経費削減にも役立つ。以上からビジネスでの経費をお得に扱いたい事業者にとって、楽天ビジネスカードはおすすめだ。
楽天ビジネスカードを手に入れる流れ
まずは楽天プレミアムカードの方に申し込む。入会審査に通過したら発行が決まり、受け取れる。それからビジネスカードへの申請が可能になるのだ。
ビジネスカードの申請後、案内をはじめとした必要書類が到着する。これは自宅ではなく勤務先に届くしくみだ。
このとき届く書類は個人事業主の場合、楽天ビジネスカードの案内や返信用封筒、預金口座振替依頼書2部である。法人代表者は加えて法人名義預金口座からの、支払いの同意書も受け取るのだ。
個人事業主は預金口座振替依頼書に必要事項を書いて楽天に送る。法人代表者はさらに法人名義預金口座からの支払い同意書や、6か月以内の商業登記簿謄本または3か月以内の法人登記印の印鑑証明書が必要だ。以上でビジネスカードの手続きは完了である。
ビジネスシーンを強力にバックアップする楽天ビジネスカード(まとめ)
楽天ビジネスカードは、仕事のさまざまな場面におけるサポートが期待できる。経費整理に役立つだけでなく、カードとしてもポイントを貯めやすいのが特徴だ。ビジネス関連の買い物で大きな効果を期待できるだろう。
仕事でのお金の扱いを楽にしたいなら、楽天ビジネスカードに要注目である。