板金や成型、機械加工技術に強みを持ち、家電や自動車などの試作品製作を手がける菊池製作所。コロナ禍に伴い製造業が研究開発や生産活動を縮小したあおりで、2021年4月期は2期連続での最終赤字計上を余儀なくされました。本業が逆風を受ける一方で、大きく伸びているのがスタートアップへの出資・支援事業。創業からかかわったドローン開発のACSLが上場したほか、有力大学との連携をテコに20を超える未上場企業に出資しています。「ものづくりのソフトバンクグループを目指す」と話す創業者の菊池功社長を招き、日本のものづくり系スタートアップの有望性や同社の向かう先について聞きます。

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