オフィス家具大手、オカムラの株価が1年間で2倍程度に上昇しています。コロナ禍でリモートワーク化が進むとともにオフィスの縮小も相次ぐなか、2022年3月期の業績予想を上方修正。通期では売上高、各利益ともに過去最高を更新する見通しです。逆風と見えたコロナ禍で、サテライトオフィスや個室ブースといった新しい職場環境を整えようとする新たな需要が生まれています。一方、スーパーやドラッグストアなど小売業の店舗改装でも着実に売り上げを拡大。3カ年の中期経営計画ではアジアでの事業拡大や戦略投資の加速を掲げる同社の次の一手について、中村雅行社長に聞きます。

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