世界最大級の民間気象会社、ウェザーニューズが事業の拡大を加速しています。航海気象サービスを中核とするB to B、お天気アプリの運営を中心にしたB to Cを両輪としてバランスよく成長してきましたが、気候の変動に伴う台風の大型化、猛暑など極端な気象の発生もあって、求められる気象情報が年々多様化、高度化しています。たとえば外航船には気象、海流のデータ分析により安全で省エネな最適ルートを提案していますが、湾内の衝突・座礁リスクの検知などにも情報提供内容を広げています。また1万3000地点の独自観測拠点に加え、1日18万通に達する個人ユーザーからの天候報告を、AI技術を生かした分析力と組み合わせて予報精度の向上につなげています。草開千仁社長にこれからの戦略を聞きます。
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