本記事は、ふかぽん(a.k.a.ボロ戸建てKING)の著書『ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術』(扶桑社)の中から一部を抜粋・編集しています。

ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術4
(画像=PIXTA)

物件情報は必ず木曜の午後に業者にFAX

物件の募集方法について、「現地募集」と「ジモティーでの募集」を詳しく説明したので、次は「不動産仲介業者経由での募集」で成功確率を上げるコツをお教えします。

不動産仲介業者のもとには毎日たくさんの図面が集まってきますが、営業マンはそのすべてにじっくり目を通すことはしません。

彼らは、数ある物件の一部だけを頭にインプットして、自分の営業リストに加えていくのです。したがって、「不動産仲介業者経由での募集」においては、自分の物件を営業マンにいかに認知してもらい、お客さまに紹介してもらえるかが勝負の分かれ目になります。

ボロ戸建て投資の初心者におすすめなのは、不動産仲介業者の店舗に実際に足を運び、物件の図面を見せて、頭を下げて募集のお願いをする方法です。間違いなく営業マンの印象に残ります。

ただし、いきなり訪問しては相手の時間を強制的に奪うことになるので、慎重に行うのがポイントです。訪問した際に、先方が少しでもうっとうしそうな反応を示した場合は、そっと図面を置いて即退店してください。

不動産仲介業者からすると、忙しい時間帯に来られると本当に迷惑です。自分の熱意を伝えることは大事ですが、その前に、それを受け取る側の気持ちも考えましょう。

もし、ちゃんと対応してもらえたなら、帰り際に「お忙しいなか、お時間いただきありがとうございます」ときちんとお礼を伝えるのも忘れないでください。

実際にぼくは、業者まわりをしたことによって、不動産仲介業者経由で内覧や申し込みをもらう機会がグンと増えました。確実に効果はあります。

しかし、いかんせん時間効率はよくありません。近隣の不動産業者を一軒一軒まわるのはとても骨が折れることです。とくにサラリーマン大家の人は、実践したくても、現実的に難しいかもしれません。

そこでぜひ活用してほしいのが、FAXです。

え? インターネットのこの時代にFAX? メールじゃなくて? ……そう思った人は、この業界をわかっていません。メールアドレスを公開している不動産仲介業者はほとんどありません。

最初のコンタクトのツールとしては、FAXを使ってください。物件の図面を近隣の不動産業者に片っ端からFAXすることで、短い時間で、物件の存在を認知してもらいましょう。

ただし、ここで重要なのはFAXを送るタイミングです。ぼくは必ず、木曜日の午後に各不動産仲介業者に物件情報をいっせいにFAXするようにしています。

そうすることによって、直接店舗に足を運ばなくとも、自分の物件が営業マンに認知してもらえる確率が格段に上がるのです。

でも、いったいなぜ木曜日の午後なのか。その根拠を説明します。

不動産仲介業者は水曜日を定休日にしているケースが多いのをご存知でしょうか。水曜日が休みということは、木曜日の朝に出社してFAXをチェックしようとすると、休みのうちに届いていた図面が山のようになっているわけです。

営業マンは休み明けでエンジンがかかっていないこともあり、火曜日の夜から木曜日の朝にかけて届いた、山積みの図面に対しては注意散漫になりがちです。これは、不動産仲介業者に勤めた経験のある人ならば、たいてい共感してもらえると思います。

つまり、営業マンが仕事モードにスイッチが入り、新しく届いたFAXに真剣に目を通し始めるのは、木曜日の午後になるということです。そしてこの時間帯は、営業マンの決戦日からの逆算という点でも大きな意味があります。

不動産仲介業者の営業マンにとって、決戦は週末です。内覧客の数は平日に比べて土日がケタ外れに多く、営業マンは土日の決戦に備えて木曜日と金曜日に物件情報のインプットに励みます。

お客さまから問い合わせがあっても対応できるように、頭の中に複数の物件を仕込んでおくのです。

しかし、実際には金曜日のインプットではちょっと遅いのです。なぜならデキる営業マンであれば、木曜日に目星をつけた物件は、金曜日を使って下見に行くからです。

以上の点を考慮すると、木曜日の午後にFAXするのが営業マンに物件を認識してもらうのにもっとも効果的なタイミングであるとぼくは考えます。

大家業においてFAXは欠かせませんが、電話回線を引くとムダなランニングコストが生じます。そこで、インターネットFAXを活用してください。パソコンやスマホがあれば、一回10円ほどのコストで利用できます。

文書をわざわざ紙にする必要がなく、メールのように複数の送り先に一斉送信できるので非常にラクです。

ぼくは以前、コンビニのFAXで各不動産仲介業者の番号を一件ずつ入れて、1時間ほどかけて図面を送信していましたが、インターネットFAXを使い始めてからは作業効率が段違いにアップしました。まさに文明の利器。皆さんもぜひ活用してください。

ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術
ふかぽん(a.k.a.ボロ戸建てKING)
ボロ戸建て専門の不動産投資家
ローンを組まず現金で安い戸建てを買い、DIYで安く直して貸し出す手法で、資産を増やしている。現在は25軒の物件を所有し、年間1,000万円以上の家賃収入を得ている。

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