日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万6,652.89円 △890.88円
為替 1ドル=118.77円
売買高(東証一部、以下同) 14億7,419万株
売買代金 3兆5,544億4,100万円
値上り銘柄数 2,022銘柄
値下り銘柄数 250銘柄
騰落レシオ(25日) 96.98%

市況概況

連日の米国株高を受けて大幅高

米国市場が大幅高になり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたことが、連日の大幅高の始まりになった。寄り付きから買い気配で始まるものが散見され、指数先行で大きな上昇となった。

節目とみられる2万6,000円をあっさりと抜けて始まった後は、2万6,500円をすんなり抜けるという状況に。買いが買いを呼ぶ展開で、指数に影響の大きい銘柄がけん引する形で大幅高となった。

上値の重さが気になり、手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となったが、それでも大幅高水準で前場の取引を終えた。

昼の時間帯には手仕舞い売りに押される場面が見られ、後場は上げ幅を縮小するかのような始まりとなった。

それでも、売り急ぐことはなく値持ちのよさがみられると買い戻しが入った。指数先行で再び高値を試し、高値圏での引けとなった。買い上がる材料があったわけでもなく、指数先行の買い戻し主体で大きく上昇した。

小型銘柄は総じて堅調。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均とそろって大幅高。

先物はまとまった買いが入り、指数を押し上げる場面が見られた。上げ幅縮小となる場面でも下がれば買いという感じで、買い戻しがあった。先物買い、現物売りの持高調整の買いが優勢だったということだろう。米国株高やウクライナの停戦が実現しそうだというニュースに押し上げられた。

いったん買いとなると先物買い、現物売りの配当取りの動きのなかで買い先行となり、買いが買いを呼ぶような展開がみられた。ただ、あくまでも指数先行の買い戻しが主体と思われ、買われすぎ銘柄の修正安はまだまだ続いていると思う。

テクニカル分析

日経平均
25日移動平均線や基準線を抜けてきた。それでもまだ、25日移動平均線や基準線の下落は続くので波乱はありそうだ。

あれやこれやと一言

まさに「日経平均が買われた」という雰囲気だ。小型銘柄も高くなったが、日経平均が先行する形だ。日経平均レバレッジの買い戻しなどがあったものと思われるし、大幅高の原動力となったのは先物買い、現物売りの配当取りの持高調整ということだろう。

米国株高の要因はクワドルプルウィッチングを控えてのヘッジや買い戻しだと思われるし、日経平均は方向感がでるかどうかということで、本日のように買いが優勢となることがはっきりとした場合には「買いが買いを呼ぶ」ことになるのだろう。

しかし、ウクライナの停戦が実現しても、まだまだロシアへの経済制裁の影響や原油高、インフレ昂進の影響などは取り沙汰されるものと思われ、とにかく買い上がるということでもないのだろう。ロシアの経済制裁の影響や米国利上げの影響もしっかりと見極める必要があるだろう。

「業績面での影響をどこまで織り込んでいるのかと」いうことになるのだが、来期業績に対してはまだまだ楽観的な見方も多いのだろうし、ロシアの経済制裁の影響や米利上げの影響を織り込んでいるとも思えず、日銀のスタンス次第ではまだまだ波乱もあると思う。

買い戻し一巡となったものから売られることになり、今度はし売りが売りを呼ぶという展開もあるのかもしれない。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。