世界的なIT巨大企業であるGAFAMをはじめ、米国のハイテク株が上場しているNASDAQ(ナスダック) 市場。世界経済をけん引する市場のひとつといっても過言ではないこのNASDAQ市場には、時価総額上位で金融銘柄を除く100銘柄で構成された株価指数、「NASDAQ100」(ナスダック100)指数がある。
GAFAMなど巨大IT企業が上場している市場のトップ100銘柄だけに株価の成長力が強く、このNASDAQ100指数に連動した投資商品は日本人投資家からの人気も高い。当記事ではこのナスダック100指数とは何か、そしてこの指数に連動する投資商品について解説する。さらに話題のレバレッジ型金融商品について、その種類とメリット・デメリットを整理する。米国株投資において、投資検討の参考にされたい。
目次
米国経済の成長を象徴する「NASDAQ100指数」とは
NASDAQ100指数は株価指数の一種だが、どんな銘柄で構成され、どんな性質をもっているのだろうか。米国経済の強い成長を象徴する指数ともいわれているNASDAQ100指数について、基本的な特徴を解説しよう。
NASDAQ市場の主要100銘柄の株価指数
NASDAQ100指数は、米国NASDAQ(ナスダック)市場に上場している銘柄のうち、金融株以外で流動性が高く時価総額の大きい上位100銘柄選出し、その100銘柄の株価から算出される株価指数だ。日本語では「ナスダック100」と呼ばれることが多いが、本家米国では「NASDAQ-100」、もしくは「NDX」と表記される。
▽Nasdaq-100とは
The Nasdaq-100® is one of the world’s preeminent large-cap growth indexes. It includes 100 of the largest domestic and international non-financial companies listed on the Nasdaq Stock Market based on market capitalization.
引用:Nasdaq | Nasdaq-100 Index
構成銘柄にはGAFAMをはじめ、ネットフリックスや大手EVメーカーのテスラなども含まれており、実質的にNASDAQ市場の動向を知るのに役立つ指数として用いられている。
【参考】NASDAQ 100の構成銘柄:Nasdaq | Quotes For Nasdaq-100 Index
なお、NASDAQ100指数と名称が似た株価指数にNASDAQ総合指数(ナスダック総合指数)がある。こちらはNASDAQ市場に上場している全銘柄を対象にした株価指数だ。
NASDAQ100指数は強い成長を続けてきた
NASDAQ100指数が多くの投資家から注目されているのは、その高い成長力にある。以下は、NASDAQ100指数の日足チャートだ。
▽NASDAQ100の日足チャート(2014年~2022年5月)
上記のチャートは2014年から2022年までの推移を示したものだが、一時的な下落を繰り返しながらも強い上昇を続けてきたことがわかる。2020年3月にはコロナショックで大きく下げたものの、すぐに反発して上昇トレンドを再開していることからも強い成長エネルギーを感じることができる。
2022年5月は米国の利上げなどの要因によって株価全体が下落するなかでNASDAQ100指数も下げているが、これまでの各企業の成長力が継続すると仮定するのであれば、この下落が押し目となり再び右肩上がりの成長に回帰する可能性も十分考えられる。
S&P500との比較
米国にはNASDAQ100指数以外にも主要な株価指数がある。そのなかでも有名なものに、S&P500がある。両者ともに数字が入っているが、この数字はそれぞれの構成銘柄数を示している。
NASDAQ100指数はNASDAQ市場から100銘柄を選出しているのに対して、S&P500は米国株式市場全体から主要な500銘柄を選出し、それを指数化したものだ。S&P500の構成銘柄になるには「時価総額が82億ドル以上」「発行済株式の半数以上が浮動株」「四半期連続で黒字」「米国の企業であること」が条件となっている。
▽S&P500とは
The S&P 500® is widely regarded as the best single gauge of large-cap U.S. equities. According to our Annual Survey of Assets, an estimated USD 13.5 trillion is indexed or benchmarked to the index, with indexed assets comprising approximately USD 5.4 trillion of this total (as of Dec. 31, 2020). The index includes 500 leading companies and covers approximately 80% of available market capitalization.
引用:S&P Dow Jones Indices | Ticker:SPX
【参考】S&P500構成銘柄の条件(簡易版): S&P Dow Jones Indices | S&P500(USD) Factsheet(PDF)
それに対してNASDAQ100指数はベンチャー企業が多いNASDAQ市場の銘柄のみを対象にしていることもあって、まだ黒字化していない企業も構成銘柄になりうる。まだ黒字化していなくてもベンチャー企業のなかには今後大きく成長する可能性を秘めている企業も多く、NASDAQ100指数にはそこから大化けした企業が含まれていることも強い成長の原動力になっている。
NASDAQ100指数に投資するおもな方法
NASDAQ100指数はその成長性もあり、世界的にメジャーな株価指数だ。そのためNASDAQ100指数に投資する方法は選択肢が多く、ETFや投資信託、CFDなどさまざまだ。ここではNASDAQ100指数に投資できるおもな方法を紹介する。
日本のNASDAQ100連動型ETF
日経平均株価やTOPIXなどの株価指数と連動するように運用されているETFのなかに、NASDAQ100指数と連動する銘柄群がある。NASDAQ100指数と連動するETFは東証に8銘柄上場しており(2022年6月時点)、それらを購入することでNASDAQ100指数の構成銘柄全体に投資しているのと同じ効果が得られる。
東証に上場しているNASDAQ100指数連動型ETFのなかで、おもなものは以下のとおりだ。
▽東証に上場するおもなNASDAQ100指数連動型ETF
名称 | コード | 信託報酬 | 管理会社 |
---|---|---|---|
NEXT FUNDS NASDAQ-100®(為替ヘッジなし)連動型上場投信 | 1545 | 0.20%以内 | 野村アセットマネジメント |
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし | 2568 | 0.25%以内 | 日興アセットマネジメント |
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり | 2569 | 0.25%以内 | 日興アセットマネジメント |
iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジあり) | 2841 | 0.2%以内 | 大和アセットマネジメント |
MAXISナスダック100上場投信 | 2631 | 0.20%程度 | 三菱UFJ国際投信 |
日本のNASDAQ100連動型投資信託
投資信託のなかにもNASDAQ100指数と連動する銘柄が多くある。これらのインデックス型投資信託を購入、保有することでNASDAQ100指数の成長力を資産増につなげることができる。
なお、インデックス型投資信託とは株価指数などの指標と連動する投資信託のことだ。NASDAQ100指数と連動するおもな投資信託には、以下のようなものがある。
▽NASDAQ100連動型のおもなインデックス型投資信託
ファンド名 | 会社名 | 信託報酬等(税込) | 純資産額(百万円) |
---|---|---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 大和アセットマネジメント | 0.50% | 50,063 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | 三菱UFJ国際投信 | 0.44% | 45,530 |
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式) | 日興アセットマネジメント | 0.48% | 42,308 |
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)H有 『愛称:上場NASDAQ100米国株(為替ヘッジあり)』 | 日興アセットマネジメント | 0.28% | 17,475 |
MAXIS ナスダック100上場投信 | 三菱UFJ国際投信 | 0.22% | 15,888 |
米国のNASDAQ100連動型ETF
上記で紹介しているのはNASDAQ100指数に連動するETFや投資信託のうち、日本の銘柄群だ。もちろんNASDAQ100指数のお膝元である米国にもNASDAQ100指数と連動するETFがある。
代表的なのは、「QQQ」のシンボルで知られる「インベスコQQQトラスト・シリーズ1」だ。世界的にも規模の大きなETFとして知られており、信託報酬が0.2%と安いことも人気を集めているひとつの理由になっている。
▽インベスコQQQトラスト・シリーズ1のパフォーマンス
NASDAQ100を参照原資産とするCFD
株価指数や商品の価格など、さまざまなものを投資対象とすることができるCFDという金融商品がある。CFDは「差金決済取引」のことで、参照原資産となる株価指数や商品価格などと値動きが連動する仕組みになっているため、NASDAQ100指数のCFDを取り扱っている証券会社に口座を開設すると手軽に取引が可能だ。
▽日本証券業協会によるCFD取引の定義
CFDとは、Contract For Differenceの頭文字をとったもの。
引用:JSDA 日本証券業協会 | CFD取引
証拠金を預託し、現物の授受によらず、取引開始時と終了時における有価証券や有価証券指数などの価格差によって決済を行う差金決済取引のこと。
CFDは現物資産ではないため、24時間取引が可能など、取引時間が長いことや、買いと売りの両方で取引が可能であること、10倍程度のレバレッジをきかせることができるなどメリットが多いので、短期売買など機動的な投資をしたい場合に適している。
各証券会社にて個別に展開される店頭CFD取引と呼ばれるサービスに対し、最近では「クリック株365」のような証券会社が共通で扱える取引所CFDも誕生しており、NASDAQ100を参照原資とするCFD取引の種類も増えている。
【参考】クリック株365 | 取扱商品 NASDAQ-100 リセット付証拠金取引
レバレッジ型のNASDAQ100連動投資信託
さらに、NASDAQ100指数に投資する方法にはレバレッジ型投資信託がある。レバレッジとは「てこの原理」の「てこ」を意味するが、投資のレバレッジとは少ない資金で大きな規模の投資ができることを意味している。つまりNASDAQ100指数のレバレッジ型投資信託とは、NASDAQ100指数の値動きに連動するもののレバレッジをきかせているため実際の値動きよりも大きな値動きになる金融商品だ。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託には、以下のような銘柄がある。
▽レバレッジ型NASDAQ100指数連動型のおもな投資信託
ファンド名 | 会社名 | レバレッジ | 信託報酬等(税込) | 純資産額(百万円) |
---|---|---|---|---|
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 大和アセットマネジメント | 2倍 | 0.99% | 50,063 |
楽天レバレッジNASDAQ-100 | 楽天投信投資顧問 | 2倍 | 0.77% | 24,126 |
SOMPO スイッチ NASDAQ100 レバレッジ2.5倍 | SOMPOアセットマネジメント | 2.5倍 | 0.76% | 112 |
NASDAQ100 3倍ブル | 大和アセットマネジメント | 3倍 | 1.52% | 7,834 |
NASDAQ100指数投資の方法として人気も高いので、次章以降ではこのレバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託について詳しく解説する。
レバレッジ型NASDAQ100連動投資信託の特徴
「レバレッジ」という言葉にあまりなじみがない方にとって、レバレッジ型の投資信託は何が違うのかわかりづらい部分があるだろう。ここではレバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託について、より詳しく解説しよう。
レバレッジ型NASDAQ100連動投資信託の特徴1:NASDAQ100指数の2倍、3倍の値動き
先ほども述べたようにレバレッジとは「てこの原理」の「てこ」のことだ。小さな力で重いものを動かすことができる「てこ」になぞらえて、少ない資金で大きな運用ができることを意味している。
レバレッジ型の場合、NASDAQ100指数の値動きに対して2倍、3倍といった値動きが起きるように設計されている。つまり、NASDAQ100指数が100ポイント上昇したらレバレッジ型は200ポイント(レバレッジ2倍の場合)、300ポイント(レバレッジ3倍の場合)上昇するといった具合だ。
▽日本証券業協会が定義するレバレッジ投資信託
レバレッジを利用し、少ない金額で資産運用して、何倍もの投資成果を狙う投資信託をいい、自主規制規則では、レバレッジが2倍以上の投資信託(上場されているものなどを除く。)を「レバレッジ投資信託」と定義している。
引用:JSDA日本証券業協会 | レバレッジ投資信託
こうしたレバレッジ型の投資信託はほかにもある。日経平均株価やTOPIXなどの株価指数に対して数倍の値動きで連動するものもあり、大きな利益を狙いたい投資家から人気を集めている。
ただしレバレッジ型は、その指数の値動きに対して2倍、3倍といった値動きが起きるように設計されているわけだから、もしNASDAQ100指数が値下がりした場合は、2倍、3倍の値下がりとなることも、忘れてはいけない。
レバレッジ型NASDAQ100連動投資信託の特徴2: NASDAQ100指数が上昇すると利益も2倍
すでに述べてきているように、NASDAQ市場はこれまで強い成長力を示してきた。レバレッジ型の投資信託を保有している投資家にとってこの成長力は追い風で、しかもレバレッジ型なのでNASDAQ100指数の上昇幅に対して2倍の利益が出ていることになる。
成長力の強い株価指数だからこそ、レバレッジ型が人気を博してきたわけだ。
レバレッジ型NASDAQ100連動投資信託の特徴3:「レバナス」と呼ばれ、人気を集める銘柄も
先ほど紹介したレバレッジ型の投資信託の表中上2銘柄はいずれもレバレッジ2倍なので、NASDAQ100指数の値動きに対して2倍の値動きになるように運用されている。
・iFreeレバレッジ NASDAQ100
・楽天レバレッジNASDAQ-100
2つめに紹介した銘柄は楽天投信投資顧問が運用しているレバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託で、通称「レバナス」と呼ばれている。とても人気の高い銘柄で、この銘柄に投資している人はネット上などで「レバナス民」(ればなすみん)とも呼ばれている。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のメリット
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託に投資をするメリットについて、3つの視点で解説しよう。いずれもレバレッジ型でNASDAQ100指数を運用対象としていることが組み合わさることによって得られるメリットだ。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のメリット1:少額でも高い投資効果が得られる
少額でも高い投資効果が得られるのは、レバレッジ型商品にすべてに共通するメリットだ。それほど大きな資金規模ではないもののしっかりと利益を狙いたいと考える個人投資家は多いので、FXやCFDなどほかにもレバレッジをかけることができる商品は人気だ。
当記事で紹介しているNASDAQ100指数連動投資信託の場合はいずれもレバレッジ2倍なのでそれほど大きなレバレッジ効果があるわけではないが、もとより高い成長力を有しているNASDAQ100指数だけにレバレッジをかけて2倍の利益を狙えることは魅力的だ。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のメリット2:短期的に大きな利益を狙うことができる
NASDAQ100指数は長期的に右肩上がりの成長をしてきているので長期目線の投資に適しているが、レバレッジ型だとより値動きが大きくなるため、短期的に大きな利益を狙うことにも適している。
NASDAQ100指数は数日で数百ポイントの上昇をすることが珍しくないが、レバレッジ型ならその2倍にあたる値幅を利益にすることができるため、数日で満足のいく利益を取ることも十分可能だ。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のメリット3: NASDAQ市場の成長力を資産増につなげられる
NASDAQ市場はベンチャー企業が多く上場しているため、上場銘柄の大半はグロース銘柄だ。グロース銘柄とは今よりも将来に向けて大化けするポテンシャルを秘めた銘柄のことなので、今は無名な企業であっても将来GAFAMのように大きく大化けする企業が誕生するかもしれない。
NASDAQ100指数にレバレッジ型で投資するということは、こうした企業が誕生した場合に2倍、3倍の恩恵が得られることになる。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のリスク、デメリット
メリットの次には、レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のリスクやデメリットについても解説する。「利益が2倍」ということは「損失も2倍」であることをしっかりと理解し、それ以外にもデメリットがあることを留意したうえで投資を検討していただきたい。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のリスク1:値動きの変動幅が激しくリスクが高い
レバレッジ型の投資商品は利益が大きくなるように設計されているため、相場が思惑と逆の方向に進んでしまった場合は損失も大きくなる。NASDAQ100指数連動投資信託の場合、今後さらに指数が上昇すると見込んで投資信託を買ったものの逆に指数が値下がりをしたら値下がり幅も2倍になる。
リスクとリターンが比例するのが投資の世界であり、2倍のリターンを狙うことは2倍のリスクと表裏一体であることを忘れてはならない。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のリスク2:運用コストが高い
投資家らから集めた資金をファンドマネージャーが運用するのが投資信託のスキームだ。このファンドマネージャーの人件費が発生するため、投資信託には必ず信託報酬といって運用コストが設定されている。
仮に5%の運用利回りが出たとしても信託報酬が1%だと投資家の取り分は4%になるため、投資信託の選択の際は、運用利回りだけでなく信託報酬などの運用コストにもシビアであるべきだ。
運用コストの観点から見ると、レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託はいずれも信託報酬が1%近く、または1%以上もあるため、ほかの投資信託やETFなどと比べると割高であることが否めない。レバレッジ型で運用するのは複雑な作業が必要になるため、そのためのコストがかさんでしまうのは仕方ないことだ。
なお、純資産が大きく人気の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が0.99%、「楽天レバレッジNASDAQ-100」では、信託報酬は前者が0.99%、後者が0.77%だ。この両銘柄を比較すると「楽天レバレッジNASDAQ-100」のほうが低コストであることも、「レバナス民」から支持を集める理由になっている。
レバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託のリスク3:相場によっては2倍の連動が崩れることも
当記事で紹介しているレバレッジ型投資信託は、株価指数そのもので運用しているわけではなく、あくまでも「2倍の値動きを目指す」としているところがポイントだ。
以下は楽天「レバナス」の交付目論見書にある注意書きだ。ここに書かれているように、レバレッジ型といっても2倍の値動きを目指しているのに過ぎず、相場展開によっては価格乖離が発生する可能性があることを明記している。
▽楽天レバレッジNASDAQ-100の交付目論見書記載の留意事項
この点については監督官庁である金融庁も、価格の連動性が崩れることもあるとして注意喚起をしているのでしっかりと留意されたい。
まとめ:レバレッジ型はリスク管理が最重要。値下がり時の投資判断は大きく分かれる
成長力の強さが魅力のNASDAQ100指数。その特徴を解説し、そのNASDAQ100指数の値動きにレバレッジをかけ、大きな利益を狙うことができるレバレッジ型NASDAQ100指数連動投資信託について、具体的な銘柄ととともに、メリットとリスクについて解説した。
レバレッジ型投資信託への投資において、リスク管理はとても重要な投資商品だが、2022年5月のようにNASDAQ100指数が大きく下げたときは投資チャンスと捉える投資家も多いため、特にレバレッジ型投資信託の魅力が大きくなる可能性がある。投資はあくまで、個人の責任より決定され、リスクもリターンも個人で負うものである。本記事も含め、情報を集め、精査して、よりレバレッジ型の金融商品についても投資を検討してほしい。