スズキの軽4輪駆動車のジムニーと小型4輪駆動車のジムニー シエラが仕様変更。5速MT車に停車時アイドリングストップシステムを追加するとともに、一部インパネスイッチのレイアウト等を変更

スズキは2022年6月20日、軽4輪駆動車のジムニーと小型4輪駆動車のジムニー シエラを一部仕様変更し、7月20日より発売すると発表した。

スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲スズキ・ジムニーXC 価格:5MT180万4,000円/4AT190万3,000円 全長3,395×全幅1,475×全高1,725mm ホイールベース2,250mm 車重MT1,040/AT1,050kg 乗車定員4名

車種展開は以下の通り。
■ジムニー
XG:5MT155万5,400円/4AT165万4,400円
XL:5MT168万1,900円/4AT178万900円
XC:5MT180万4,000円/4AT190万3,000円
■ジムニー シエラ
JL:5MT186万3,400円/4AT196万2,400円
JC:5MT198万5,500円/4AT208万4,500円

スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲スズキ・ジムニー シエラJC 価格:5MT198万5,500円/4AT208万4,500円 全長3,550×全幅1,645×全高1,730mm ホイールベース2,250mm 車重MT1,080/AT1,090kg 乗車定員4名

今回の改良は、5速MT車に2WDで走行時のみ作動する停車時アイドリングストップシステムを追加し、それに合わせて一部インパネスイッチのレイアウト等を変更したことが特徴である。

スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲5速MT車に2WDで走行時のみ作動する停車時アイドリングストップシステムを追加

アイドリングストップシステムを組み込むことによって、5速MT車の燃費性能は、WLTCモードでジムニーが16.2km/リットルから16.6km/リットルへ、ジムニーシエラが15.0km/リットルから15.4km/リットルへと向上した。

スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲ジムニーXGのインパネ。一部スイッチのレイアウト等を変更する
スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲ジムニー シエラも一部インパネスイッチのレイアウト等を変更。写真はJLのインパネ

パワーユニットは基本的に従来と共通で、ジムニーがR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボエンジン(64ps/9.8kg・m)を、ジムニー シエラがK15B型1,460cc直列4気筒DOHC16V・吸気VVTエンジン(102ps/13.3kg・m)を搭載している。

スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲ジムニーにはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボエンジン(64ps/9.8kg・m)を搭載。5速MTとの組み合わせでWLTCモード燃費は16.6km/リットルを実現
スズキの4輪駆動車のジムニー・ジムニー シエラが仕様変更で燃費性能向上
▲ジムニー シエラにはK15B型1,460cc直列4気筒DOHC16V・吸気VVTエンジン(102ps/13.3kg・m)を搭載。5速MTとの組み合わせでWLTCモード燃費は15.4km/リットルを達成
Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER