ノルデステ健康投資インタビュー

「長寿世界一」の日本は、いま健康寿命、平均寿命とも世界第1位になっている。この長寿化が進む要因は、医療技術の進展や健康・福祉制度の整備などが指摘されるところだが、なにより国民の健康・長寿に対する意識が高まっていることも理由の1つであろう。

一方、インターネットやスマホをはじめとした新たなデジタル技術が普及し、われわれの生活に深く浸透する現代において、人々は新たな、そして大きなストレスを抱えており、さまざまな現代病に悩まされていることも指摘される。

この新しい健康課題も見うけられる「人生100年時代」を迎え、われわれは長寿や健康とどのように向き合っていくべきなのか。ここでは、創業1773年、健康食品業界の老舗中の老舗であるノルデステの阿部朋孝社長が、御年94歳、近年はノルデステのサプリを愛飲する元早稲田大学総長の西原春夫さんに、自身の健康維持の秘訣や人生論についてお話を聞く。

人生を「120年」と位置付けて、いまなお社会貢献活動に邁進する西原さんは、人生を“箱根駅伝”とたとえ、「往路」のみならず「復路」の重要性を語る。同氏の健康の秘訣、そして人生哲学とは。

西原春夫(にしはら はるお)
西原春夫(にしはら はるお)
早稲田大学第12代総長。1928年東京都出身。1951年、早稲田大学第一法学部を卒業後、早稲田大学大学院法学研究科修士課程、早稲田大学研究科博士課程を経て、1962年に同大学助教授、1967年に教授に就任。1978年早稲田大学理事、1982年に早稲田大学総長の座に着く。1990年の総長退任後は、文部省大学設置・学校法人審議会会長や早稲田大学ヨーロッパセンター(ボン)館長、学校法人国士舘理事長、NPO法人アジア平和貢献センター理事長、常磐大学特別顧問などを歴任。ドイツ連邦共和国より第一級功労十字勲章受章、中国・上海市政府より白玉蘭栄誉奨のほか、2007年には瑞宝大綬章を叙勲。
阿部朋孝(あべ ともなり)
阿部朋孝(あべ ともなり)
ノルデステ代表取締役(十代目)。1985年東京都生まれ。ノルデステ現会長の父と、ブラジル人薬剤師の母を持ち、幼い頃から漢方薬やメディカルハーブなどのヘルスケア文化に接する。持続可能な社会・地球環境を模索するべく東京造形大学サステナブルデザイン専攻学科を専攻。同大学を中退後、北米、南米、東アジア、中東、欧州各国に赴き、五大陸全ての国々の原料生産者たちとの交商ネットワークを形成する。薬草やアミノ酸など800種類以上の原材料リストから、有用成分をテストするのが趣味。

「常に頭を使う」ことが健康を保つ秘訣の1つ

ノルデステ健康投資インタビュー

阿部 西原先生は御年94歳にして、登山家の三浦雄一郎さん、茶道裏千家大宗匠の千玄室さん、イトーヨーカ堂、セブンイレブン創業者の伊藤雅俊さん、作家・宗教家の故・瀬戸内寂聴さん(故人)、などと、戦争を再び繰り返さないための平和活動を精力的に続けていらっしゃいます。そのためには、並々ならぬ意思が必要だと思いますが、日々どのような気持ちで活動されていらっしゃるのでしょうか。

西原 「先生はどうしてそんなに元気なの?」とよく聞かれるんです。それについて、私が考えていることを3つ挙げたいと思います。

1つめは、人間の身体が細胞から成り立っていることです。つまり、細胞が元気でいればいるほど、身体が元気になるんじゃないでしょうか。

特に大事なのは脳細胞だと思っています。脳細胞が他の細胞に命令をして、いろいろな器官が動くわけですから、脳細胞を活性化させないといけません。そのためにどうするかというと、常に頭を使うことが必要です。

常にモノを考えるためにはどうするか。私はこれをずっと考え続けてきました。中学生時代に水泳部のキャプテンを務めていたころからです。

特に昭和40年代以降、大学教授最盛期に、早稲田大学の法学部の学生担当教務主任、法学部長、総長を仰せつかりましたので、自分の役割をどう全うするかということを、毎日、朝から晩までずっと考えるような習慣ができました。

私はいまでも、新型コロナのために家でじっとしているときでさえ、日中関係を次にどうするか、朝から晩までずっと考え続けています。つまり常に頭を働かせている。これが、脳細胞が元気でいられる1つの要因だろうと思っています。

阿部 若いころからずっと、頭を使うことが身についていらっしゃるのですね。

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西原 そして2つめは、足腰が強くなければいけないということです。そのためには運動やスポーツをすることが必要でしょう。

私は中学で水泳部に入部して以来、水泳を続けていました。そのため、85歳までプールを泳いで往復するくらいは平気でした。また、スキーを80歳までずっとしていました。これらが私の足腰を鍛え、いまでも健康な身体を維持できている理由の1つでしょう。

そして3つめ。これは、たとえば外から細胞を活性化する手段があれば、それを活用すべきだと思っているんです。

阿部 「外から細胞を活性化する手段」とはどのようなものでしょうか。

西原 たまたま、早稲田大学総長時代に韓国で早稲田大学卒業生の会があって、そこに出席した時にお土産にいただいたのが高麗人参です。それを飲んだらとても具合がよくて、総長としての仕事を続けることができました。

最初もずいぶんとたくさんの高麗人参をいただいたのですが、次に行ったときにその話をしたら、さらにその2倍くらいいただいてしまったんです。それ以来、高麗人参を35年も飲み続けているんですよ。それが1つの細胞活性化の原因になっているかもしれないと思っています。

阿部 35年も飲み続けてらっしゃるのですね!

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西原 少しずつですが、飲み続けていますよ。さらに2年ほど前に阿部社長と知り合い、「NMNサーチュイン」をいただき、毎朝お腹が空いた時に飲んでいます。それからというもの、なんだか元気なんですよ。顔の肌の張りをみてください。94歳の張りじゃないでしょ?(笑)

阿部 本当に、94歳にはとても見えません。先生が「NMNサーチュイン」をお飲み続けられるなか、どのようなことを感じられますか?

西原 こう、身体が沸き立っているという感じですね。沈んでいないなって感じます。たとえば、私の声も90歳を超えたものとは違いませんか? ちゃんと腹の底から声が出ているでしょう。身体が弱かったら、そんなことはできないですよ。

阿部 NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)は、体内で自然に生成されるビタミンに似た生理作用を持つ物質なんですが、体内のNMNが減少することで身体の老化現象が始まり、身体機能や認知機能が衰えると考えられています。

このNMNは、枝豆やブロッコリー、キュウリなどから摂ることもできますが、一日に必要な量を摂るためには、ブロッコリーなら約40kg(約2,000房)も必要です。つまり、食品から摂るのは現実的じゃない。そこで、サプリが必要となります。

NMNを摂取すると“長寿遺伝子”と言われるサーチュイン遺伝子が活性化する、との検査結果も出ています。

サーチュイン遺伝子が活性化すると、細胞内でエネルギーの源を生成するミトコンドリアが増加し、細胞内の異常なたんぱく質や古くなったミトコンドリアが除去されるほか、新しく生まれ変わる自食作用が働きます。細胞が活性化するんでしょうね。これが、先生の“身体が沸き立っている感じ”の理由なのかもしれません。

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世の中や人のために動くには健康であることが必須

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阿部 先生は「人生120年論」という考えをお持ちでいらっしゃいますが、120歳の生涯現役を目標にされていることについて、詳しくお聞かせいただけますか。

西原 これからどうなるかわからないけれども、できる限り、人生120年、そうありたいなと思います。

そして、やはり人に迷惑をかけて長生きするのでは意味がありません。独り立ちできて、できれば人のため世の中に役立つような生き方を、できる限り長くしたいなと思っています。そのためには健康でないとダメですからね。

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身体も精神、気力や馬力。そういうものがないといけない。健康が基本なんですよね。なので、阿部社長が開発されたNMNのサプリは、これからたいへん意味があるなと思っています。

阿部 ノルデステのNMNサプリ「NMNサーチュイン」は20回以上ものヒトを対象とした臨床試験を行っているうえ、徹底した品質管理によって安全性が担保されています。国内の自社工場で製造した、純国産NMNで、純度99.9%は業界最高水準です。

また、耐酸性の高いカプセルを使用することで、胃でのNMNの吸収効率に比べて6倍*の吸収効率のある腸での吸収を可能にしました。*第三者による調査結果

摂取したNMNが、できるだけ長く体内にとどまれば、それだけ効果の持続が期待できます。西原先生と同様、長く人に役立つサプリを目指しています(笑)

人生は「箱根駅伝」。往路と復路を対等に生きる

ノルデステ健康投資インタビュー

阿部 日本人は、健康寿命と平均寿命が10年くらい乖離しているのが現状です。ここをしっかり埋めていくことによって、高齢者の方が、健康寿命が尽きてフレイル状態(虚弱状態)にならないような、人生の終盤において価値をますます発揮し続けられるような社会を作っていければと思っています。

▽日本人の健康寿命と平均寿命の推移

先生は「人生は箱根駅伝に例えられる」という独自の理論をお持ちでいらっしゃいますね。

西原 数年前に、日本の政府が「人生100歳論」を唱え始めました。いままで言われてこなかったことですが、「100歳まで元気で生きることを前提として人生設計を考えなさい」と告げることは意味があると思うんです。

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ただ、「100歳」となると、おのずと定年の前と後という区切りができてしまいます。定年前は現役、定年後は隠居という区別が、現実の世界でできてしまうのです。100年現役で生きようと、現実にはそのようになってしまっています。

私は、その区別は現実と合っていないと思うんです。私にはちょっと違う考えがあって、思いついたのが箱根駅伝。箱根駅伝では、往路と復路は完全に対等、平等に扱われます。そこでは、現役と隠居の違いはなく、どちらも現役でしょう。ただし、往路と復路では走り方が違うんです。

特に、往路最終の5区の山登りと、復路最初の6区の山降りは、走り方が同じではダメ。登りには登りの走り方があり、降りには降りの走り方がある。そして、往路と復路の成績を合わせた結果が、総合での勝負になるわけです。これは、人生と非常に似通っていると思うんですね。

阿部 なるほどです。往路と復路も走り切って、人生も総合優勝ですね。

西原 そうです。ちょうど60歳の還暦が、往路のゴールに相当します。人生60歳までが登りで、60歳以降が降り。降りには降りなりの、意義がある生き方があります。登りのときと走り方は違いますが、その意義は優劣つけがたいと思うんです。私はというと、還暦が早稲田大学総長の真っ盛りでした。

阿部 登りのゴールが早稲田大学総長時代だったわけですね。

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西原 箱根駅伝の5区の登り坂が早稲田大学総長でした。自分では、往路らしい走り方だったと思います。それでは、あとは降り坂で「ご隠居暮らし」かというと、そうではありません。

往路のような走り方はしないけれども、年寄りでなければできない仕事があります。年寄りは若者の邪魔をしてはいけないですし、いままでやってきたことは若者に任せたらよい。

中国の社会では、お年寄りを尊重する考えがあります。何十年の蓄積があって信頼を得た人でないと、できないことがある。つまり、お年寄りにしかできないことがあるんですよね。これが、私が思う「復路の走り方」です。そういう意味では、私が取り組んでいる日中関係についても、年をとってからでないとできないことがあると思うのです。

皆さんにもお伝えしたいのが、「現役」と「隠居」で分けてはいけないということ。復路には復路の走り方がある。そして、復路には復路の走り方がある。その走り方を見つけるんです。走り方を見つけるために頭を使うことで、それがまた、長生きに繋がると思います。

阿部 復路の走り方を見つけるために頭を使い続けることが、長寿の秘訣の1つというわけですね。本質的なお言葉をありがとうございます。

先生にお話しいただいた、人生の復路における大きな活躍のために、まず往路を走られている若い世代の方にも、ぜひ自分の若々しさを維持し、より高めていただくよう、まずは健康への投資意識を高めていただけたら、と思います。

ノルデステも、NMNサーチュインでみなさまの健康投資に貢献できるよう、ますます品質や検査技術に対して、磨きをかけていきたいと思います。本日はありがとうございました。