新型コロナやウクライナ情勢によるSDGsへの影響
欧米を中心に、現在では世界各国がSDGsの取り組みを進めているが、実は2020~2021年における世界のSDGs達成度は減少している。これは、新型コロナウイルスやロシア・ウクライナ危機によって、一部のゴールが遠のいてしまったためだ。
SDGsはあらゆる環境問題・社会問題の解決を目指しているため、上記のような感染症や紛争、経済ショックなどが巻き起こると達成度が下がってしまう。
コロナ禍やロシア・ウクライナ危機はしばらく続くことが予想されるため(※2023年12月現在)、引き続き世界各国への影響を注視しておきたい。
日本の課題を意識し、外部から評価されるSDGs対策を
世界的に見ると、日本のSDGs達成度はそれほど低くない。しかし、ジェンダー平等や環境面では欧州に差をつけられており、重点的に取り組むべき課題も多く存在する。
国や自治体だけではなく、企業にも具体的な対策が求められつつあるため、本記事を参考にしながら外部評価につながる計画を立てていこう。
文・片山雄平(フリーライター・株式会社YOSCA編集者)