購入する場合はタイミングも重要!なぜ決算の翌月がベストなのか

社用車を購入するタイミングは、決算の翌月が望ましいとされている。これには、減価償却の仕組みが大きく関係している。

車の償却単位は1ヵ月なので、もし決算月に新車を購入した場合は、その年における減価償却額は1ヵ月分となる。残りの償却は翌事業年度以降となるため、新車を購入した年の税負担が重くなりかねない。

節税効果に大きな違いはないが、収支のバランスを取るためにも社用車は決算が過ぎてからの購入を考えよう。

法人名義で車を購入し、さまざまな費用を損金算入しよう

業務に使用している車であれば、基本的には購入費以外も経費対象になる。ただし、名義によって経費の扱いは変わるため、社用車は法人名義での購入が望ましい。

また、30万円を超える中古車や新車については、単年での損金算入が認められないため、減価償却の仕組みや特徴も押さえておこう。

著:片山 雄平
1988年生まれのフリーライター兼編集者。2012年からフリーライターとして活動し、2015年には編集者として株式会社YOSCAに参画。金融やビジネス、資産運用系のジャンルを中心に、5,000本以上の執筆・編集経験を持つ。他にも中小企業への取材や他ライターのディレクション等、様々な形でコンテンツ制作に携わっている。
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