「投資」について考えさせられる作品
「経営者」と「お金」は切っても切り離せない関係にある。自分で築いた資産をどう運用していくかという視点も、当然求められる。「投資」について考えさせられる作品を2つ紹介しよう。
マネーショート 華麗なる大逆転
株式投資の世界がどのように成り立ち、そこでどんなドラマが繰り広げられているのか知りたいなら、2015年公開の「THE BIG SHORT」(邦題は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」)ははずせない。リーマンショックを舞台に巨額の利益を狙う男たちを描いている。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
アビエイターと同様、レオナルド・ディカプリオが主演の「THE WOLF OF WALL STREET」(邦題は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)は、コメディ風に株式ブローカーの世界を描いた作品だ。証券ビジネスで成功した男が最後に到達した心境は果たして……。2013年に公開した作品である。
映画から「人生」を学べる作品
人生に行き詰まったとき、自分を突き動かすパワーの源となるものは何か……。人生の最後に人々が最も大切だと気づくことは何か……。「人生」について考えさせられる作品は次の2つだ。
幸せのちから
ウィル・スミス主演の「THE PURSUIT OF HAPPYNESS」(邦題は「幸せのちから」)は、2006年に公開した作品で、ビジネスがうまくいかずホームレスになった男が、たった1人の息子を幸せにするために逆境に立ち向かっていく物語だ。息子役をウィル・スミスの実の息子が演じていることでも話題になった。
最高の人生の見つけ方
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した「THE BUCKET LIST」(邦題は「最高の人生の見つけ方」)は2007年公開の作品だ。末期ガンを患った大富豪と自動車整備士が、入院先の病院から抜けだし、やり残したことを実現するための旅に出るストーリーである。
ふとビジネスに行き詰まったときに……
どの作品も経営者であれば一度は観る価値がある映画だ。ふとビジネスに行き詰まったとき、経営にどうしても身が入らなくなったとき、少し時間をつくってこれらの映画を鑑賞してみてはいかがだろうか。
文・岡本一道