トライアスロンを始めるために必要な準備は?

トライアスロンの大会に出るためには、「道具や用具」の準備と、「身体」的な準備の両方が必要となる。

道具や用具に関しては、スイムのためのウエットスーツやゴーグル、バイクのための競技用自転車やヘルメット、ランのためのシューズ、といった具合だ。そのほか、タイムを確認するための防水仕様の腕時計やゼッケンベルト、レース中に口にする補給食なども必要である。

身体的な準備に関しては、当然ではあるが日頃からトレーニングを積み重ねることが必須だ。各種目をしっかりとこなせるようになることがまず重要で、スイム、バイク、ランそれぞれの練習をバランスよく行うのが一般的である。

肥満気味の人の場合は、身体の脂肪を落とすトレーニングも欠かせない。各種目を継続して練習していれば自然と体重は落ちてくるが、より効果を高めたい場合は、短時間で身体に高負荷を与える「サーキットトレーニング」がおすすめだ。

初心者でも挑戦しやすい国内レースは?

初心者の場合、まずは距離が短めの「スプリントデイスタンス」か「ショートデイスタンス」(※「オリンピックディスタンス」とも呼ばれる)の大会がおすすめだ。

・スプリントディスタンス:スイム750メートル/バイク20キロ/ラン5キロ
・ショートディスタンス:スイム1,500メートル/バイク40キロ/ラン10キロ

スプリントディスタンスの種目もある大会としては「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜」や「沼津千本浜トライアスロン」、ショートディスタンスの大会としては「南紀白浜トライアスロン」や「石垣島トライアスロン」は人気がある。

ぜひ選択肢の一つに

トライアスロンは過酷な競技ゆえ、無理をするとケガにもつながるが、練習の強度や休息の頻度をしっかりとコントロールすれば、刺激と興奮を味わいながら楽しんで続けることができる。いま新たな趣味を探している経営者は、ぜひ選択肢の一つに入れてほしい。

文・岡本一道

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