ナンバープレートの見方を知り、運転に活かそう
ここまでナンバープレートの細かいところをお話ししてきたが、この知識をどのように運転に活かしていくかが重要です。分類番号や個別番号は活かせる要素が少なめですが、地名やひらがなは活かせる部分があります。
一概には言えませんが、たとえば高速道路で自分の周囲を走行している地名が、その地域以外の車が多い場合は、通常よりも交通量が多い傾向になります。首都高を走行していて遠方の地名ナンバーを多くみかけるときは、大抵がいつもより車の量が多くなります。
また、自分が不慣れな地域での運転の際は、その地域のナンバーの方の運転を参考にしながら運転するのも、効果的な方法です。幹線道路の車線どりや路地での速度の上げ下げのタイミングなど、地元の方は要領を得ていることが多いので、その車のいい部分を取り入れることで、不慣れな道を上手に進むことができます。
ひらがなについては、主に「わ」や「れ」のレンタカーについて。こちらも全てが当てはまるわけではありませんが、レンタカーの方はその地域で運転する機会が少ない方が多いので、そのあたりを考慮して運転することで、お互い気持ちよく運転することができます。
あとは、車や運転についてより興味や好奇心をもつという観点からも、ナンバープレートの知識をどんどん取り入れていくことは有効です。待ちゆく車のナンバープレートの地名や個別番号を見るだけでも、ほんとに十人十色で興味深いです。
みなさんも、運転する際はぜひナンバープレートに注目してみましょう。まずは、ご自身の車のナンバープレートを今一度確認し、希望のナンバーに変えたりしてみるとカーライフがより楽しくなるかもしれませんよ。
■著者プロフィール、この著者のこれまでの記事は:https://www.mobilitystory.com/article/author/000017/