【Brand PR】
皆さんは『エネルジカ』というバイクブランドをご存じだろうか? バイクレースの最高峰であるMotoGPの熱心なファンならば「MotoEクラス」を思い浮かべるだろう。MotoEとは2019年からMotoGPと併催されている電動バイクによるレースカテゴリーのことで、そこに2022年まで独占供給された「EGO CORSE(エゴ コルセ)」を開発したのが、今回ご紹介するエネルジカなのだ。
電動バイクながらもガソリンSS車を上回る驚異の航続距離
そして、EGO CORSEのベースマシンとなり、エネルジカの「顔」とも言える市販電動バイクが「EGO」で、最高出力171hp、最大トルク215N・m、最高速度240km/hという、現行のガソリンエンジンを搭載するスーパースポーツマシンと比較しても遜色ない性能を持つ。ただ、電動バイクと言えば気になるのは「航続距離」ではないだろうか。どんなに速くても、既存のガソリンエンジンバイク同様の距離を走れるだけのバッテリー容量がないと、安心して乗ることはできないというのが本音だろう。
しかし、EGOの航続距離は何と420km(市街地)もあり、既存のスーパースポーツどころか、燃費が良いと言われるリッターバイクよりも優れたエネルギー消費効率を記録している。バッテリーの充電時間も急速充電ならば30~40分と非常に早く、普通充電でも7~8時間で満充電が完了するというのもありがたい。
そして、このEGOをベースとしているのはレーシングマシンだけではなく、ハイパーネイキッドの「EVA RIBELLE(エバ リベーレ)」、クラシックレトロな「ESSEESSE9(エスエスナイン)」もラインナップ。いずれも受注されてから、フェラーリも本拠地としているイタリア自動車産業の拠点であるモデナにて、職人が一台一台を丁寧に生産。そのために納車までは時間を要するが、そのぶん既存のバイクでは味わえないプレミアムなライディングを体感することができる。
新型モーター&バッテリー搭載のアドベンチャーモデル『EXPERIA』
そんなエネルジカが今シーズン、新たにリリースを開始したのが電動バイクとしては世界初となるアドベンチャーモデルの「EXPERIA(エクスペリア)」で、既出の3台とは違う新設計の電動パワートレイン“EMCE”を搭載。このEMCEはイタリアの水力発電事業を手掛けていたマヴェル社との共同開発によるもので、エネルギーロスを最小限に抑えてパワー&トルクをより高効率に発生させることに成功。さらに従来品モーターと比較して10kgの軽量化&コンパクト化も実現し、加速力アップやハンドリングの向上にも大きく貢献している。
EMCEの導入に合わせて、バッテリーも積載容量アップとともに軽量化を実現したNEWバージョンを投入。低重心化を促進するとともに低速域での走行性能と乗り心地の良さを追求し、大柄な車体ながらストップ&ゴーが多い市街地エリアでも快適な走りを楽しむことができる。
バージョン選択やオプション装備、アクセサリーの追加なども含めて、見積もりはエネルジカのWEBサイトから行うことができる。選択したすべての装備を装着したイメージ画像も表示されるので、納車される際の姿を想像しやすいのも心憎い配慮だ。
新世代のプレミアムスポーツ『エネルジカ』の世界へ、ようこそ。
自動車のEV化が加速している昨今、バイクもそれに続けとばかりに大小さまざまなメーカーが電動バイクをリリースしている。ただ、その多くは小型スクーターであったり、中型~大型に相当するバイクであっても、走行距離に物足りなさを感じるモデルが過半数を占めているのが現状だろう。
しかし、今回ご紹介したエネルジカのバイクは、最先端のガソリンエンジンを搭載するスーパースポーツバイク並みの走行性能を有しているのに加え、航続距離はもはやそれらを上回る。また、イタリアのカロッツェリアで生産されているという、プレミアムな存在価値もライダーとしては非常に惹かれる部分ではある。そして動力性能を発生するにあたり、CO2を排出しないという点においては、SDGsの理念にも適合する新世代の乗り物と言えるのではないだろうか。近未来のバイク像を真っ先に具現化したエネルジカを、ぜひ注目してほしい。