例年の11月中旬からの「餅代円高」つづく可能性【外為マーケットビュー】
動画配信期間:2023/11/29~2023/12/13
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
目次
00:00 ドル円動向ふり返り
11月の半ばと12月全体は円高になりやすい。12月初旬も円高になりやすいと言っていたら、11月下旬も結構円高が進みました。これは全部繋がっていて、簡単な言葉で言えば「餅代の円高」です。11月半ばは外債の償還や利払いで円高になると言いました。アメリカの債権あるいは世界中の債券は毎月発行していて、大体月半ばの15日ぐらいが多い。15日には利払いが起きる可能性が高いんですけれども、アメリカの国債発行は2、5、8、11月が割と大きいので、そこが大きくなるから償還も大きくなり、利払いも大きくなるということなんです。特に11月は日本的に言えば年末ですよね。日本の決算は3月なんですけれども、やはり12月末となるといろんな支払いも済まさなきゃいけない、ボーナスも払わなければいけないので、一度円に換えてしまおうという動きが出てくるんじゃないかなと思います。12月は生保とか機関投資家だけじゃなくて輸出業者も円に換えて、ボーナスを払ったり給料を払ったり、あるいは国内の下請け業者に回したりという支払いがあって、割と円高になりやすい。ということで、同じ確率で11月中旬、12月初旬、12月全体で割と円高になりやすいというところだと思います。
05:05 足元の注目材料
10:32 日本・円の動向
12:01 米国・ドルの動向
12:35 欧州・ユーロの動向
13:39 英国・ポンドの動向
14:44 豪州・NZの動向
17:14 中国・人民元の動向
18:42 メキシコ・ペソの動向
21:06 南アフリカ・ランドの動向
22:12 トルコ・リラの動向
24:13 まとめ
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