株式会社NATTY SWANKYホールディングスアイキャッチ
(画像=株式会社NATTY SWANKYホールディングス)
福田 亮介(ふくだ りょうすけ)
株式会社ダンダダン取締役 営業部部長
2015年7月株式会社NATTY SWANKY(現・株式会社NATTY SWANKYホールディングス)入社。2017年エリアマネージャーに就任。営業部部長などを経て、2022年1月に子会社である株式会社ダンダダン取締役営業部部長に就任。店長育成研修、社員研修などにも携わる。
株式会社NATTY SWANKYホールディングス
餃子居酒屋である「肉汁餃子のダンダダン」を全国に130店舗以上展開する。 餃子を主役にゆっくり楽しめる業態を創りたいという想いで、2011年に東京都調布市に創業。 看板商品は「肉汁焼餃子」で、年間2000万個以上を売り上げる。餃子は1つひとつ手包みされており、ご飯のおかずにもお酒のつまみにも合う。客層は老若男女問わず、若い女性の来店も多い。 2019年3月、東証マザーズ市場(現グロース市場)に上場。2022年に子会社である株式会社ダンダダンを設立。

人的資本経営(ダイバーシティ、従業員エンゲージメントの向上、働き方改革 など)に対するこれまでの取り組み

最近ではダイバーシティ経営についての議論が広がっていますが、その良い側面だけでなく、悪い側面も含まれることを認識される場合もまだまだ多いのではないかと感じています。特に、働く環境においては、どのようにダイバーシティを受け入れ、活かすかが重要な課題となっています。そんな中、弊社ではダイバーシティ経営におけるいい側面と悪い側面を特に区別する必要はないというスタンスを取っており、誰もが働きやすい環境を作ることを第一の方針として掲げています。そのために、快適な職場環境の評価や社内アンケートの実施、外部との評価共有などの取り組みを行っています。

また、労働時間の確保も重要視しており、明確なルールやガイドラインを設けることで、労働環境の改善に努めています。社内イベントの充実を図り、コロナ禍でもできる限りの取り組みを行って来ました。例えば、マスク着用の義務化や感染対策の徹底など、安全を確保しながらも社内外での交流を促進しています。

数多くの取り組みの中でもコミュニケーションは非常に重要だと痛感しています。ただ、単に行うだけではなく、その質や量も重要であり、その機会を増やすことが必要です。個々の意向や忙しさによって実現可能性は異なりますが、そうした機会を提供することが、コミュニケーションの場を確保する上で最も重要な要素だと考えています。特にコミュニケーションにおいては、一過性のものではなく、継続的に行う必要があります。忙しさや他の事柄によって一時中断されることもありますが、そんな中でも未来に向けて新たな思い出やコメントを作り出すための準備を重視しています。大規模イベントだけでなく、小規模な店舗イベントも行っています。

従業員のモチベーション向上においては、優秀なスタッフをお手本として示し、最強店舗営業を目指しています。この取り組みは、日々の業務に刺激を与え、働き甲斐を感じさせる効果があります。コミュニケーションの促進に関しては、直接的な面だけでなく、科学的なアプローチも取り入れています。従業員が刺激を受け、自らの成長や貢献を実感できる環境を提供することで、チーム全体のモチベーションを向上させています。

人的資本経営の取り組みで苦労した点と、乗り越えるための施策

人的資本経営を行う上で苦労した点として最初に挙げられるのは、チーム全体の方向性や価値観の共有に関する困難でした。特に、新型コロナウイルスの影響下で、事業の存在意義や意義づけが再び問われる中で、価値観の不一致が露呈していました。これは特に、従業員たちにとってもストレスを与える要因であり、チーム全体での価値観の共有には多大な努力が必要でした。

さらに、従業員全体に共有するためのコミュニケーションの強化も大きな障壁としてありました。特に、アルバイトスタッフなど多様なメンバーがいる状況下でのコミュニケーションの一元化は、挑戦でした。実現するにあたって時間と労力が必要であり、一緒に働く社員同士の関係性を維持しながらの調整は大変でした。

そんな中で弊社はこれらの課題を克服するために、積極的なアプローチを取りました。具体的には、コミュニケーションの量を増やし、価値観や目標を共有する場を提供することで、チーム全体の統一感を高め、イベントの開催やガイドラインの遵守など、従業員が参加しやすい環境を整えることで、共通の目標に向かって効果的に取り組んできました。今でも課題に直面してはいますが、チーム全体で協力し、コミュニケーションを重視することに取り組んでいます。

今後の展望と従業員に対して期待すること

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(画像=株式会社NATTY SWANKYホールディングス)

人的資本経営に関する基本的なスタンスは変わりませんが、今後について考えると、まずはミッションの制定が重要だと考えています。身近な人々を幸せにすることが私たちのミッションであり、従業員だけでなく、顧客や地域社会の人々も巻き込んで幸せにしたいと考えています。笑顔を提供できるような人材を育成することで、会社や地域社会を幸せにすることができると考えており、結果的にそういった人材を育てていくことが会社を成長させるための近道であると信じています。

また、コロナ禍の間で実践することができなかった、価値観の統一やシンプルな思いを共有することも今後の取り組みとして考えています。笑顔という言葉は少し幼稚なのかもしれませんが、こういった共通の価値観や思いが、チームをまとめるのに役立ち、地域社会とのつながりなどを強めることでこれまでできなかったこともできるようになると信じています。

ステークホルダーの皆様へのメッセージ など

弊社はこれまでと変わらず、経営理念である「街に永く愛される、粋で鯔背な店づくり」というものを体現することを一番の目的としており、実際に株主様やお取引先の企業様にはこう言った理念を体現できる人材を育てることをお約束したいと思っています。

これまではやはり外的要因で会社経営に苦労した経験もあったのですが、今では人的資本経営にフォーカスを当てて取り組んでいく中で、実際に実現可能な領域になってきていると感じる一方で、さらに突き詰める必要があると感じています。そして、ステークホルダーの方に対しては変わらず、弊社の経営理念を体現できる人を育てていくことを最重要課題として人的資本経営に取り組んでいくことをお伝えできればと思っています。

この領域において足りないものがあれば今後また増やしていき、もっとボリュームを増やさなければいけないものは社内のコンテンツを拡充していく必要があると考えています。今後何年でとは明言できませんが、こう言った取り組みを継続することが重要だと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

氏名
福田 亮介(ふくだ りょうすけ)
会社名
株式会社ダンダダン
役職
取締役 営業部部長