ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判・口コミは?他社とも比較

ゆうちょ銀行の窓口へ行くと新NISAの勧誘を受けることがあります。

新NISAそのものは、始めたほうがいいのですが、すべての金融機関のなかで1人1口座しか開設できません。

そのため、1つの金融機関からすすめられたからといって他と比べずに開設することはおすすめできません。

本記事では、ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判・口コミを紹介します。

あわせて他社の新NISAとの較し、ゆうちょ銀行で新NISAを始めるべきなのかについても解説します。

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  1. ゆうちょ銀行とは
  2. ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判・口コミ
  3. ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判があまり良くない4つの理由
    1. 1.ネット証券と比べて保有コストの高い商品が多い
    2. 2.取扱商品が投資信託しかない
    3. 3.投資でポイントが貯まらない
    4. 4.たびたび不祥事があり信用できない部分がある
  4. ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)のメリット
    1. 1.店舗で開設できて相談もしやすい
    2. 2.取扱銘柄数が少ないので選びやすい
  5. ゆうちょ銀行と他社の新NISAを4つの項目で比較
    1. 取扱銘柄数|他社は多数取り扱っている
    2. クレカ積立|ゆうちょ銀行ではクレカ積立ができない
    3. ポイント投資の対応有無|大手ネット証券ならポイント投資が可能
    4. 投信保有ポイントの有無|大手ネット証券ならポイント還元を実施
  6. ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設がおすすめな人
    1. 1.郵便局の利用に慣れている人
    2. 2.安定した運用を希望する人
    3. 3.初心者で投資に慣れていない人
  7. ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設が向いてない人
    1. 1.幅広い金融商品に投資したい人
    2. 2.手数料を重視する人
    3. 3.高度な投資戦略を立てたい人
  8. 新NISA(つみたて・成長投資枠)におすすめのネット証券
    1. SBI証券|複数のポイントから選べる
    2. 楽天証券|楽天ポイントが使いやすい
    3. マネックス証券|クレカ積立のポイント還元率が高い
  9. 新NISA(つみたて・成長投資枠)で人気のある投資信託
    1. eMAXIS Slim 米国株(S&P500)|低コスト・高リターン
    2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)|世界47ヵ国の株式に分散投資
  10. まとめ|新NISAはゆうちょ銀行以外も検討しよう

ゆうちょ銀行とは

ゆうちょ銀行
画像引用:ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、2007年10月に日本郵政株式会社から分社化された銀行です。

もともと郵便局の貯金業務を担っていた組織が発展したもので、全国約24,000の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供しています。

個人向けの普通預金、定期預金をはじめ、住宅ローンや投資信託なども取り扱っています。

また、全国どの郵便局でも取引ができる利便性の高さも強みです。

2015年には東京証券取引所に上場しています。

高齢者や地方居住者にとって身近な金融機関として重要な役割を果たしており、日本の金融システムの重要な一翼を担っています。

ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判・口コミ

ゆうちょ銀行の新NISAに関する評判・口コミを調査したところ、以下のような意見が見られました。

・ゆうちょ銀行に定期預金を作りに行ったところ、新NISAについて10分ほど説明された。説明が終わるまで景品が貰えなかった。
・定期預金の満期手続きにゆうちょ銀行に行ったら、1時間ほど新NISAについて説明された。
・ゆうちょ銀行、今かなり熱心に新NISAの勧誘をしてくるので、行くのがしんどい。

ゆうちょ銀行の新NISAは、定期貯金やその満期などで窓口へ行った際に勧誘を受けたとの評判・口コミが見られました。

新NISAをすすめているのは、ゆうちょ銀行に限った話ではありません。

しかし窓口で定期貯金をしている人は「そもそも投資が嫌い」な可能性もあります。

もう少し興味を持った人に絞って勧誘したほうが、悪い印象を持たれにくいでしょう。

ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)の評判があまり良くない4つの理由

ゆうちょ銀行の新NISAは、勧誘を抜きにしてもあまり評判が良くない一面があります。

たとえば、ネット証券と比べて取扱銘柄数やサービス面で見劣りするため、どうしても店舗で相談したい人を除いてゆうちょ銀行を選ぶ理由はありません。

1.ネット証券と比べて保有コストの高い商品が多い

ゆうちょ銀行の新NISAは、ネット証券と比べて保有コストの高い商品が多い傾向です。

投資信託の主な保有コストとして信託報酬が挙げられます。

同種の商品同士で比較すると信託報酬はゆうちょ銀行よりもネット証券のほうが低くなっています。

【最もコストが低い商品の信託報酬の比較】

投資先 最もコストが低い商品の信託報酬(年率)
ゆうちょ銀行 SBI証券
全世界株式 0.198% 0.05775%以内
米国株式 0.198% 0.09372%以内
国内株式 0.198% 0.1133%程度
※新NISAのつみたて投資枠対象銘柄で比較
(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

ゆうちょ銀行は、ネット証券最大手のSBI証券と比べて2~3倍程度のコストがかかります。

できる限りコストを抑えたいなら、ゆうちょ銀行ではなくネット証券で新NISAを始めましょう。

おすすめの証券会社について詳しくはこちら
新NISAにおすすめの証券会社はどこ?各社の特徴を踏まえつつ解説

2.取扱商品が投資信託しかない

ゆうちょ銀行に限りませんが、銀行の新NISAは投資信託しか取り扱っていないため、日本株や米国株が買えません。

投資信託の取扱銘柄数も大手ネット証券と比べると極めて少ないです。

【取扱銘柄数の比較(投資信託)】

ゆうちょ銀行 63銘柄
SBI証券 1,185銘柄
楽天証券 1,142銘柄
マネックス証券 1,131銘柄
※新NISA(つみたて・成長投資枠)対象銘柄で比較
(2024年2月28日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

ゆうちょ銀行は、取扱銘柄数が少ないことを「厳選」とアピールしています。

しかし保有コストは、同種の商品でネット証券のほうが低いことを考えると本当に厳選しているのか疑わしいところです。

3.投資でポイントが貯まらない

ゆうちょ銀行は、新NISAで投資をしてもポイントが貯まりません。

JP BANK カードでお買い物をするとJPバンクカードポイントが貯まりますが、投資では貯まらない点はマイナスです。

大手ネット証券では、クレカ積立(クレジットカード決済による投信積立)や投資信託の保有によりポイントが貯まります。

貯まったポイントは、投資信託などへの投資にも使えます。

4.たびたび不祥事があり信用できない部分がある

ゆうちょ銀行は、たびたび不祥事があり信用できない部分があります。

たとえば2009年12月に預金の横領で金融庁から行政処分を受けています。

2023年10月には伊丹店の社員が顧客の預金を200万円窃盗した容疑で逮捕されています。

投資信託の不適切販売で問題になったこともあるなど、大切な資産をゆうちょ銀行に預けてもいいのか不安になる人がいても不思議ではありません。

ゆうちょ銀行の新NISA(つみたて・成長投資枠)のメリット

ゆうちょ銀行の新NISAは「どうしても店舗で相談したい」という人には、メリットもあるでしょう。

1.店舗で開設できて相談もしやすい

ゆうちょ銀行の新NISAは、ゆうちょ銀行の支店だけでなく、全国に1,000ヵ所以上ある投資信託取扱郵便局で口座開設ができます。

証券会社の店舗が近くにない人でも、ゆうちょ銀行なら相談しやすいでしょう。

2.取扱銘柄数が少ないので選びやすい

ゆうちょ銀行の新NISAは、取扱銘柄が63銘柄(2024年2月28日時点)しかありません。

ネット証券だと取扱銘柄が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない人は、選びやすいでしょう。

ゆうちょ銀行と他社の新NISAを4つの項目で比較

新NISAは、以下4つの項目で比較してからどこで口座開設するのかを決めましょう。

4つのポイントを比較すると、新NISAはゆうちょ銀行よりもサービスが充実している大手ネット証券から選んだほうがおすすめです。

取扱銘柄数|他社は多数取り扱っている

新NISAの取扱銘柄数が多い金融機関のほうが、保有コスト(信託報酬)が低い銘柄を豊富に取り扱っています。

(2024年2月28日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

低コストで人気のある銘柄は、本記事でも紹介しているので、取扱銘柄数が多いネット証券でも迷うことはありません。

クレカ積立|ゆうちょ銀行ではクレカ積立ができない

クレカ積立は、松井証券を除く大手ネット証券が対応しています。

ゆうちょ銀行ではクレカ積立ができないため、投資信託を積み立ててもポイントが貯まりません

(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

マネックス証券では、2024年9月末までポイント還元率が2.2%になるキャンペーンを実施しています。

年会費が無料になるクレジットカードのなかでは、最もポイント還元率が高いため、クレカ積立を始めるならマネックス証券を選びましょう。

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ポイント投資の対応有無|大手ネット証券ならポイント投資が可能

Tポイント、Vポイントや楽天ポイントなど、ポイントを貯めている人はポイント投資に対応する金融機関を選んでもいいでしょう。

大手ネット証券なら松井証券を除いて1ポイントから使えます。

※投資信託へのポイント投資ができない場合は「非対応」と明記
(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

投資信託の積立投資でポイントを使うなら、SBI証券または楽天証券を選びましょう。

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投信保有ポイントの有無|大手ネット証券ならポイント還元を実施

投資信託へ長期投資をする人は、投信保有ポイントがあるかも確認しましょう。

大手ネット証券を中心に、低コスト銘柄でもポイント還元を実施しています。

※eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でポイント還元がない場合は非対応と明記
(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設がおすすめな人

先述したとおり、証券会社と比較し、ゆうちょ銀行はNISAを始めるのに不利な点があります。

それでは、どのような人がゆうちょ銀行で新NISAを始めればいいのでしょうか。

ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設がおすすめな人を解説します。

1.郵便局の利用に慣れている人

ゆうちょ銀行に預金口座があり、郵便局を頻繁に利用する方にとっては、ゆうちょ銀行の新NISA口座開設は非常にスムーズです。

オンラインでの操作に慣れていない方や、対面でじっくり相談したい方にもおすすめです。

ゆうちょ銀行は全国に多くの支店があり、身近な場所で手続きを進められるという利点もあります。

また、郵便局の貯金口座と連携することで、よりスムーズな資金管理が可能です。

2.安定した運用を希望する人

ゆうちょ銀行では、比較的リスクの低い投資信託を取り扱っています。

元本保証ではありませんが、リスクを抑えながら長期的に資産形成を目指せます。

初心者の方でもわかりやすい金融商品が揃っており、窓口での相談を通じて自分に合った投資信託を選ぶことができます。

3.初心者で投資に慣れていない人

投資が初めてで、何から始めたら良いかわからないという方でも、ゆうちょ銀行のサポート体制は万全です。

窓口では、経験豊富なスタッフが丁寧に説明し、お客様に合った投資プランを提案してくれます。

また、投資信託の選び方やリスクについて、わかりやすく解説してくれる資料も用意されています。

安心して投資をスタートしたい方にゆうちょ銀行はおすすめです。

ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設が向いてない人

続いては、ゆうちょ銀行での新NISAの口座開設が向いてない人を解説します。

1.幅広い金融商品に投資したい人

ゆうちょ銀行は投資信託のみ取り扱っています。

個別株やETFなど、より多様な金融商品に投資したい方には、取り扱っている商品数が限られているため、物足りなく感じることでしょう。

2.手数料を重視する人

ゆうちょ銀行の投資信託は、信託報酬(運用管理手数料)が他の証券会社と比較して高めです。

手数料をできるだけ抑えたい方には、他の証券会社の方が向いているといえます。

3.高度な投資戦略を立てたい人

専門的な知識や経験があり、高度な投資戦略を立てたい方にとっては、ゆうちょ銀行の提供する情報やツールが不足していると感じることがあります。

上述した3つのケースにあてはまる方や、NISAを活用しアクティブに資産運用を行いたい方は、以下で紹介する証券会社がおすすめです。

新NISA(つみたて・成長投資枠)におすすめのネット証券

新NISAは、日本株や米国株にも投資ができ、クレカ積立などのサービスが充実している大手ネット証券から選びましょう。

おすすめの証券会社は、以下の3社です。

SBI証券|複数のポイントから選べる

SBI証券
画像引用:SBI証券

【SBI証券の新NISAの概要】

日本株の手数料 無料
米国株の取引手数料 無料
為替手数料
(米ドル)
無料
(※1)
クレカ積立
(還元率)
三井住友カード
(0.5~5.0%)
つみたて投資枠 221銘柄
成長投資枠(投信) 1,176銘柄
米国株 5,206銘柄
IPO(※2) 74社
※1:システム対応まではキャッシュバックによる実質無料
※2:2023年4~12月の実績数
(2024年2月28日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

SBI証券は、6種類のポイントから選べる証券会社です。

TポイントまたはPontaポイントを選べば投資信託や日本株、Vポイントを選べば積み立てを除く投資信託へポイント投資ができます。

IPO(新規公開株)の実績数は業界最多で、証券取引所で取引できるようになる前に株を購入できるチャンスは他の証券会社より多いです。

三井住友カードによるクレカ積立や豊富な取扱銘柄など各種サービスも充実しています。

どこで新NISAを始めたらいいか迷っている人は、ネット証券最大手のSBI証券を選びましょう。

\新NISAなら米国株の手数料も無料/

SBI証券について詳しくはこちら
SBI証券で口座開設するメリットを紹介

楽天証券|楽天ポイントが使いやすい

楽天証券
画像引用:楽天証券

【楽天証券の新NISAの概要】

日本株の手数料 無料
米国株の取引手数料 無料
為替手数料
(米ドル)
無料
クレカ積立
(還元率)
楽天カード
(0.5~1.0%)
つみたて投資枠 221銘柄
成長投資枠(投信) 1,133銘柄
米国株 5,084銘柄
IPO(※) 48社
※2023年4~12月の実績数
(2024年2月28日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

楽天証券は、楽天ポイントが使いやすい証券会社です。

投資信託や日本株、米国株に1ポイント(1円分)から投資できます。

楽天グループのサービスを使う人にメリットが大きく、楽天銀行と連携(マネーブリッジ)をすると、300万円までの預金金利が0.1%です。

マネーブリッジに加えて、投資信託や米国株に月3万円以上投資して楽天ポイントを使うと、楽天市場のポイント還元率が最大1.0%上がります。

楽天グループのサービスをよく利用する人は、楽天証券を選びましょう。

\楽天グループのサービス利用者におすすめ/

楽天証券について詳しくはこちら
楽天証券のメリットやデメリットは?つみたてNISAにおすすめな理由や口コミ・評判も

マネックス証券|クレカ積立のポイント還元率が高い

マネックス証券
画像引用:マネックス証券

【マネックス証券の新NISAの概要】

日本株の手数料 無料
米国株の取引手数料 実質無料
為替手数料
(米ドル)
購入時:無料
売却時:25銭
クレカ積立
(還元率)
マネックスカード
(1.1%)
つみたて投資枠 218銘柄
成長投資枠(投信) 1,121銘柄
米国株 5,001銘柄
IPO(※) 42社
※2023年4~12月の実績数
(2024年2月28日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

マネックス証券は、クレカ積立のポイント還元率が高い証券会社です。

年1回以上クレカ積立をすると年会費が無料になるマネックスカードを使って月1,000円単位で積み立てるとマネックスポイントが1.1%貯まります。

貯まったマネックスポイントは、積み立てを除く投資信託に使えるほか、Tポイント、dポイント、Pontaポイント、Amazonギフトカードなどに交換できます。

クレカ積立メインで新NISAを始めるなら、マネックス証券を選びましょう。

\クレカ積立のポイント還元率が高い/

マネックス証券について詳しくはこちら
マネックス証券のメリットは?メリット・デメリットを知って新NISAに備えよう

新NISA(つみたて・成長投資枠)で人気のある投資信託

新NISAで人気のある投資信託を3銘柄紹介します。

いずれも、ゆうちょ銀行では取り扱っていない商品です。

ここでは、純資産総額(投資信託の規模)の大きさを「人気」とみなして、新NISA対象銘柄のなかから純資産総額ランキング上位3銘柄をピックアップしています。

人気のある投資信託について詳しくはこちら
積立NISAおすすめ銘柄10選!【2023年最新版】初心者も安心の選び方と証券会社比較

eMAXIS Slim 米国株(S&P500)|低コスト・高リターン

【eMAXIS Slim 米国株(S&P500)の概要】

基準価額 2万6,785円
純資産総額 約3兆6,728億7,300万円
信託報酬
(年率)
0.09372%以内
リターン
(直近3年・年率)
24.03%
※リターン(利益率)は2024年1月末時点
(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

eMAXIS Slim 米国株(S&P500)は、米国の主要企業およそ500社で構成された株価指数「S&P500」に連動した運用を目指す投資信託です。

eMAXIS Slimシリーズの一つとして、業界最低水準の運用コストを目指し続けています。

MicrosoftやAppleをはじめとした有名企業の株式に分散投資できます。

米国株は、これまでの株価の値動きを見ると日本株やヨーロッパ諸国の株よりも上昇率が高い傾向です。

低コストかつ高いリターンを求める人は、eMAXIS Slim 米国株(S&P500)を選ぶといいでしょう。

\人気のある投資信託の取扱が豊富/

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)|世界47ヵ国の株式に分散投資

【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の概要】

基準価額 2万2,758円
純資産総額 約2兆5,226億6,900万円
信託報酬
(年率)
0.05775%以内
リターン
(直近3年・年率)
18.88%
※リターン(利益率)は2024年1月末時点
(2024年2月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、世界47ヵ国の株式に分散投資できる投資信託です。

米国や日本をはじめとした先進国だけでなく、中国やインドといった新興国の株式に分散投資できます。

信託報酬が年率0.05775%以内と、大手ネット証券のつみたて投資枠で扱う銘柄のなかでは最低水準です。

できる限りコストの低い商品で投資を始めるなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選びましょう。

\人気のある投資信託の取扱が豊富/

まとめ|新NISAはゆうちょ銀行以外も検討しよう

新NISAは、すべての金融機関のなかで1人1口座しか開設できません。

「勧められたから」という理由だけでゆうちょ銀行を選ぶことは避けたほうがいいでしょう。

ゆうちょ銀行を頻繁に利用しており、金融商品にこだわらずに長期の資産運用をおこないたい方ならば、ゆうちょ銀行がいいと思われます。

それ以外の方ならば、本記事で紹介したネット証券がおすすめです。

新NISA(NISA口座)のおすすめ金融機関について詳しくはこちら
NISA口座はどこがいい?証券会社・銀行の選び方やおすすめ銘柄も紹介

北川 真大

金融系ライター・個人投資家

明治大学法学部卒業後、証券会社に入社。入社後すぐに2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、個人営業に従事。証券営業の経験をもとに金融系の記事執筆やKindle出版を開始し、現在はフリーライターとして活動中。日本株、投資信託、暗号資産、不動産を保有する個人投資家でもあり、日本株の投資歴は累計7年以上に及ぶ。

(提供:Crazy Money Plus+