この記事は2025年2月4日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Dilok/stock.adobe.com)

2025年2月4日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

トランプ関税をめぐる騒動で、マーケットが右往左往させられている。この騒動で最も影響を被ったのは仮想通貨のアルトコインの人達だということも不思議な現象だった。

トランプ政権の様々な事案における最終決定がどの時点なのかがよくわからないのだが、土壇場で結論が180度変わることも多いようだ。そのため、1つ1つのヘッドラインに振らされないようにしたい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

現在の為替相場は一方向への動きだと思い込むのではなく、トランプ政権の動向が落ち着くのを待ちたい。

この度の関税を巡るドタバタで、トレードが上手くいった人もいるかもしれないが、ほとんどの人が振り回されて上手くいかずに終わっている。またそうであるからこそ、こういう動きになっているのだろう。 マーケットの様子は今は置いておき、もう1~2週間、トランプ新政権の動向を落ち着いて見極めたいところだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。