外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年2月17日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼14日(金)の為替相場
(1):ユーロ圏GDP速報値を上回る
(2):米個人消費大幅減少
(3):米大統領 自動車関税の時期示す

▼14日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:米祝日で方向感出にくい/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

14日(金)の為替相場

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期間:14日(金)午前7時10分~15日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ユーロ圏GDP速報値を上回る

ユーロ圏10-12月期域内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.1%と市場予想および速報値(±0.0%)を上回った。

(2):米個人消費 大幅減少

米1月小売売上高は前月比-0.9%と市場予想(-0.2%)を大幅に下回った。ただ、前月分は+0.4%から+0.7%に上方修正された。変動の大きい自動車を除いた売上高は前月比-0.4%と市場予想(+0.3%)に反して減少。こちらも前月分は+0.4%から+0.7%に上方修正された。なお、国内総生産(GDP)の算出に用いられるコア売上高は前月比-0.8%と予想外の落ち込みとなった(予想+0.3%、前月+0.8%)。これを受けて米GDPの7割を占める個人消費に減速懸念が広がると長期金利の低下とともにドルが急落した。もっとも、1月にカリフォルニアで起きた山火事の影響や、中東部を襲った寒波の影響による一時的な下振れとの見方もあったことから、一巡後に米金利とドルは下げ渋った。なお、その後に発表された米1月鉱工業生産は前月比+0.5%と市場予想(+0.3%)を上回った。

(3):米大統領 自動車関税の時期示す

トランプ米大統領は、米国に輸入される自動車に課す関税について「4月2日ごろからになる」と述べたが、対象となる国や関税率などは明らかにしなかった。

14日(金)の株・債券・商品市場

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