テクニカル分析(ランド/円)
ボリバン3σ下限から反発も中位に届かず
日足、ボリバン3σ下限から反発も中位に届かず、雲の下。2月10日-14日の上昇ラインがサポート。2月13日-14日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
週足、2週連続陽線、雲の上限。8月5日週-2月10日週の上昇ラインがサポート。1月27日週-2月10日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向く、20週線下向き。
月足、11月からの上ヒゲの長い足を反映して弱いが今月はここまで陽線。 23年6月-24年8月の上昇ラインがサポート。24年11月-25年1月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向く、20か月線上向き。
年足、24年は陽線。25年は陰線スタート。23年-24年の上昇ラインがサポート。08年-24年の下降ラインが上値抵抗。

喜望峰
南アの投資家に「嬉しいサプライズ」が訪れる、その2
国民統一政府(GNU)の設立により、よりバランスのとれた合理的な意思決定プロセスが生まれ、政策実施に対するより慎重なアプローチが促進された。
こうした変化の影響はすでに感じられており、南アの市場に資本が戻り始めており、経済回復をさらに後押ししている。
「南アにとって、今後の見通しは継続的な構造改善と経済政策の遂行にかかっている。インフレ動向も重要だ。インフレ率の低下と名目成長率の上昇が相まって、2025年には経済にプラスのサプライズをもたらす可能性がある」とパスク氏は述べた。
パスク氏は、世界的なリスクは残っているが、予想外の上振れの可能性も依然として同じくらい大きいと指摘した。
「いつものように、市場の不確実性を乗り切る鍵は、十分に分散され、戦略的に配置されたポートフォリオを維持することにある。投資家は、リスクが認識されているにもかかわらず、評価額が魅力的に見える分野を中心に、機会に対してオープンであり続けるべきだ。慎重なポジショニングにより、長期的な視点を持つ投資家にとって、2025年は再び好調な投資成果を上げる年となる可能性がある」とした。