千趣会、JR東日本との提携を解消

一方、提携の解消も相次いだ。千趣会はJR東日本との資本業務提携を解消した。2020年から両社の会員基盤を融合し、相互送客に向けた取り組みを進めてきたが、経営環境の変化などを踏まえ、役割を終えたと判断(業務上の連携は継続)した。JR東日本は千趣会の株式12%余りを保有するが、この取り扱いは未定という。

システム開発を手がける日本プロセスとアドソル日進は2014年以来の資本提携関係を解消した。上場企業に対して政策保有株(持ち合い株)の解消・縮小が求められる中、日本プロセスは保有するアドソル日進株式を売却した。ただ、アドソル日進は日本プロセス株式を継続保有する方針という。

システム構築のビジネスブレイン太田昭和は、日立ソリューションズ(東京都品川区)との2005年以来の資本提携を解消することを決めた。自己株取得を行い、日立ソリューションズから保有株を買い取る。 

◎2025年1月:主な資本業務提携(適時開示ベース

M&A Online
(画像=「M&A Online」より引用)

文:M&A Online