
日経平均 | 33,012.58円 △1,876.00円 |
為替 | 1ドル=147.51円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 26億8,406万株 |
売買代金 | 5兆4198億82百万円 |
値上り銘柄数 | 1,622銘柄 |
値下り銘柄数 | 12銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 83.73% |
市況概況
売り一巡感や関税問題進展期待から大幅反発
米国市場に底堅さが見られ、特に半導体株などが高かったことや関税問題の解決に向けての進展が期待されたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇、本日の日本市場は買い先行となった。
昨日と反対に買い気配を切り上げて始まるものなどが多く、一気に32,000円を超えて戻りを試す動きとなった。寄り付きの買いが一巡となり、33,000円台に乗せると戻り売りに押されるという状況で大幅反発となった後は保ち合いとなった。
昼の時間帯は若干戻り売りに押される展開で後場も前場よりも上げ幅を縮小して始まり、さらに上げ幅縮小となった。節目と見られる32,800円を下回り、32,600円水準まで下がると再度買い直されて再び33,000円に乗せ、その後は32,800円~33,000円を中心に指数は小動きとなった。最後は買戻しも入り何とか33,000円台での引けとなった。
小型銘柄も買い直されるものが多く総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、積極的に上値を買い上がるということも限られ、売り急ぐこともない展開だった。基本的には上がれば売られ、下がれば買われる状況だった。
とりあえず大きな反発となったが、急落相場のなかでの買戻しからの切り返しということだろう。まだ上値の重さを確認しては下値模索ということになると思われる。昨年8月相場のパターンを踏襲しているような感じでもあり、関税問題次第ではあるものの、売られすぎ銘柄などが指数を押し上げるように水準訂正となり、落ち着きどころを探ることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
さすがに急反発となった。移動平均線まで一気に戻すということでもないのだろうが、底堅さを確認しながら堅調な展開が続き、時間はかかるかもしれないがまずは25日移動平均線までは戻すのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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