日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 31,136.58円 ▼2,644.00円
為替 1ドル=145.57円
売買高(東証プライム、以下同) 36億9,507万株
売買代金 6兆9893億48百万円
値上り銘柄数 5銘柄
値下り銘柄数 1,629銘柄
騰落レシオ(25日) 82.02%

市況概況

週末の米国株安や日本政府の無策を嫌気して大暴落

先週に続き米国の追加関税を嫌気してさらに売られ大きな下落となった。日経平均に採用されている銘柄のうちほとんどの銘柄が売り気配から始まるという状況で全面安で始まり、寄り付きの売りが一巡となった後は戻りはしたものの上値も限られるという状況で売り直されて前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄は全て前日比マイナス、プライム市場でも10銘柄だけがプラスという全面安状態だった。

昼の時間帯も特に買戻しが入るでもなく、後場も前場の終値よりも安く始まり、再度下値を試す動きとなった。それでもさすがに下げ渋り感も見られ、31,500円を割り込めば買い戻しが入り、超えれば売られるという展開で指数は方向感に乏しい展開となった。最後まで買い気に乏しい展開で上値の重さが嫌気されて結局は売り直され、後場の安値圏での引けとなった。

小型銘柄も追証の投げや見切り売りに押されて大きく下落するものがみられて全面安だった。グロース250指数やグロース株指数は大暴落だった。先物はまとまった売りに押されて大きく下押したものの買戻しも入り指数の反発を後押しするような場面もあった。ただ、買戻しも限られ、上値が重くなると売られ、指数の上値を押さえる要因の一つなった。

さらに下値を試す動きとなった。特に銀行株が大きく売られる場面もあったが、為替の影響も少なく、金融不安という状況でもないのだから、買い場探しで良いと思う。中国や米国に絡まない国内完結型、輸入が多い企業などは一緒に売られているところは買い場と考える。引き続き割安銘柄を注目して行けば良いと思う。円高もコスト減につながる面もあり、国内に生産拠点を持っている企業に注目だ。

テクニカル分析

日経平均

さらに下値を試す動きとなったが、さすがに移動平均線からの乖離も大きくリバウンドが期待される。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。