
(画像=「セブツー」より引用)
ライトオンは4月9日、2025年8月期の中間期決算を発表した。売上高は169億1200万円(前年同期比20.6%減)、営業利益は2億4400万円の赤字(前年は13億3100万円の赤字)、中間純利益は2億3900万円の赤字(同16億1700万円の赤字)だった。売上高は2割減と大幅減だったが、赤字幅は縮小した。
ライトオンは、今年1月にワールドが日本政策投資銀行と共同で出資するW&DインベストメントデザインによるTOB(株式公開買い付け)が成立し、同社が親会社になることが決定している。ライトオンは2025年8月末までに本部の人員を削減するなど、業績の立て直しに向けて大幅なコスト削減を進めている。店舗も2月末時点で約24%にあたる80店舗を閉鎖し、260店舗まで削減した。その結果、負債は前期から27億700万円削減し、122億7700万円まで減少している。
ライトオンの2025年8月期の通期業績予想は、売上高は281億円(前年比27.6%減)、営業利益は15億円の赤字(前年は50億円の赤字)、当期純利益は18億円の赤字(同121億4200万円の赤字)としている。