
(画像=「セブツー」より引用)
マックハウスは4月11日、2025年2月期の通期決算を発表した。売上高は131億1900万円(前年比14.9%減)、営業利益は12億1300万円の赤字(前年は9億1000万円の赤字)、当期純利益は14億7200万円の赤字(同11億5100万円の赤字)と7期連続の営業赤字となった。さらに、マックハウスは今期、10億7000万円の最終損益を見込んでいたが赤字幅は拡大した。
マックハウスは2月末時点で250店舗を全国で展開している。ピーク時の2005年には500店舗を展開していたが、不採算店舗を閉鎖しており、前期から28店舗削減した。さらにマックハウスは収益性が悪化していると認識した店舗に関して、第4四半期に減損損失として1億500万円を計上したため、特別損失として2億1000万円を計上している。
マックハウスは1990年に「シュープラザ」「東京靴流通センター」「靴のチヨダ」などを展開する靴大手小売企業のチヨダの完全子会社として設立されたが、昨年TOB(株式公開買い付け)を実施し、現在はエボリューション・ファイナンシャル・グループの投資ファンドであるEVO FUNDと、ジーエフホールディングスが出資するG Future Fund傘下。
マックハウスの2026年2月期の業績予想は、売上高は132億円(前年比0.6%増)、営業利益は5億5000万円の赤字(前年は12億1300万円の赤字)、当期純利益は6億5000万円の赤字(同14億7200万円の赤字)としている。