キムラタン、ウェアラブル事業で提携

ベビー服・子供服のキムラタンは、生体情報を活用したウェアラブル製品の開発を手がけるミツフジ(京都府精華町)と資本業務提携した。

キムラタンは2019年に子供向けウェアラブル市場に参入し、ミツフジと共同で園児の昼寝の見守りや体調変化のチェックなどのサービスを始めた。これに続いて、新たに高齢者向けサービスの提供に乗り出すのに伴い、中長期的なパートナーシップの構築を目的として出資を決めた。

医薬品卸のアルフレッサホールディングスが資本業務提携した先はAI(人工知能)開発のアセントロボティクス(東京都渋谷区)。デジタルツインを呼ばれるAIの先端技術を用いて、医薬品情報のデータベース整備や、医薬品の識別・検品ソフトウエアの開発などにつなげるという。

アセントロボティクスは2016年に設立したAIベンチャー。ソニーで家庭用ゲーム機「プレイステーション」を送り出した開発者として知られる久夛良木健氏が2020年から代表取締役兼CEO(最高経営責任者)を務めている。

フリーペーパー発行の地域新聞社は、「事後型」弁護士保険を取り扱うブレイブ少額短期保険(東京都中央区)に出資した。事後型はトラブル発生後でも加入できるタイプの弁護士保険で、ブレイブが初めて商品化し、2024年5月から販売を始めた。地域新聞社は自社媒体を通じて商品の意義や仕組みを分かりやすく伝えるなど、普及促進を目指す。 

◎2025年3月発表:主な資本業務提携、HDはホールディングスの略

M&A Online
(画像=「M&A Online」より引用)

文:M&A Online