日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 36,985.87円 ▼313.11円
為替 1ドル=143.23円
売買高(東証プライム、以下同) 17億3,771万株
売買代金 4兆0935億42百万円
値上り銘柄数 510銘柄
値下り銘柄数 1,068銘柄
騰落レシオ(25日) 128.50%

市況概況

米国株安を受けて売り先行、一時大幅安となるも下げ渋り

米国株が大きく下落したことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。それでも、寄り付きの売りが一巡となった後は戻りを試す展開となり、37,000円を割り込んで始まった日経平均も37,000円台で戻りは鈍いものの値持ちの良い展開となった。戻りの鈍さが嫌気されて37,000円を割り込んで前場の取引を終えたが下げ渋りとなった。

昼の時間帯もさらに下値を試すような雰囲気もあり、後場も前場の安値水準で始まり、寄り付いたあとは戻りも鈍いということで前場の安値を下回るような場面も見られた。それでも前場の安値を下回った後は買戻しも見られて再度37,000円台を回復となった。最後はまた売り直されて37,000円を割り込んが、意外に下げ渋り感が強い相場となった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を先導して動かすような場面も見られず、終始方向感に乏しい展開だった。

さらに調整感が強まってはいるが意外に下げ渋り感もある。ただ、いったんは75日移動平均線を意識して下げ渋りとなったものの、75日移動平均線の下落が続くところでもあり、割り込んでさらに下値を試すような場面も出てくると思う。買われすぎ銘柄からバリュー株へのシフトも見られ、日経平均は下値模索が続くのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

調整感がさらに強まってきた。75日移動平均線にサポートされた形ではあるが、75日移動平均線の下落も続き、下に下にという圧力も強いので75日移動平均線を割り込んで、75日移動平均線が上値を押さえられる形での下値模索となるのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。